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J-GLOBAL ID:201502204336094415   整理番号:15A1044001

広い基質スペクトルを有する酵母カルボニルレダクターゼと補基質としての2-プロパノールを用いる(R)-2-クロロ-1-フェニルエタノールの効率的合成

Efficient synthesis of (R)-2-chloro-1-phenylethol using a yeast carbonyl reductase with broad substrate spectrum and 2-propanol as cosubstrate
著者 (4件):
資料名:
巻: 103  ページ: 277-285  発行年: 2015年11月15日 
JST資料番号: W1014A  ISSN: 1369-703X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Yarrowia lipolytica ACA-DC 50109からの過剰発現組換え短鎖デヒドロゲナーゼ/レダクターゼに対する6つのEscherichia coli菌株のスクリーニングにおいて,NADPH依存カルボニルレダクターゼ(YlCR)を,キラルアルコールを製造する能力によって同定した。蛋白質YlCRをE.coli BL21(DE3)の中に過剰発現し,均質に精製して,生体触媒特性で特徴づけた。精製酵素は,35°Cと7.0での最適pHで最高の活性を示した。YlCRの速度論パラメータKmとKcatは,α-クロロアセトフェノンで7.59mMと3.9S-1,2-プロパノーで366.1mmと2.94S-1であった。YlCRは,アルデヒド,ケトン,αおよびβケトエステルに対して広い基質スペクトルを示した。それらの間で,α-クロロアセトフェノンが,抗鬱薬の合成のための前駆体およびαまたはβアドレナリン作動性薬である(R)-2-クロロ-1-フェニルエタノールに効率的に変わるとわかった。水素供与体として2-プロパノールを用いて,α-クロロアセトフェノン(50mM)を組換えE.coliによって還元し,得た転化率とエナンチオマの過剰率(e.e)は両方とも99%であった。α-クロロアセトフェノン濃度が200mMまで上がったとき,転化率は63%を達成し,e.eは常に99%であった。提示研究は,この多角的バイオ触媒の将来利用のための有益な指針として役に立つ。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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微生物代謝産物の生産  ,  酵素の応用関連 
引用文献 (36件):

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