共同作業における人数を考慮した気づかい推定

新居駿也; 五十嵐洋

文献

J-GLOBAL ID：201502204354358101 整理番号：15A1083085

共同作業における人数を考慮した気づかい推定

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資料名：
巻： PI-15 号： 63-70 ページ： 23-28 発行年： 2015年08月10日
JST資料番号： F1125A 資料種別：会議録 (C)
記事区分：原著論文発行国：日本 (JPN) 言語：日本語 (JA)

人数を考慮した共同作業での気づかい量の推定を行い,さらにその気づかい量のバランスによるチームワークに対する影響を解析した。協調作業プラットフォームを開発し,人数による気づかいの変化について検討した。ここでは,気づかい量を単独および共同作業時の人力変化量として推定し,これをヒストグラム化することで,人数による気づかいの変化を読み取った。このプラットフォームとして,プレートコントロールタスクを開発した。プレートコントロールタスクは板の上に置いた立方体の箱を目標位置へ誘導するタスクである。結果により,人数による気づかいの変化を,本協調作業プラットフォームによって確認できた。一方で,気づかいの特性は,人数にのみ影響するのではなく,その参加した作業者の特性によっても変化することが見て取れた。気づかいの特性の変化に対する検討は,まだ不十分であった。

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システム同定 , 作業研究

引用文献 (5件)：

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K.Kawazu,Y.Sugiyama,and T.Nakasuga: "An Investigation of the Changing Relationship between the Collective Efficacy and Team Performance of a Sport Team for Different Sporting Events" , Japanese Journal of Sport Psychology, Vol.39, No.2, pp153-167(2012-7) (in Japanese) 河津慶太,杉山佳生,中須賀巧:「スポーツチームにおける集団効力感とチームパフォーマンスの関係の種目間検討」,スポーツ心理学研究,第39巻,第2号,pp153-167(2012-7)
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