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J-GLOBAL ID：201502204445538463   整理番号：15A0833999

赤色発光Sr₂Si₅N₈:Eu²⁺蛍光体の窒素中での熱処理による還元熱分解

Reduced thermal degradation of the red-emitting Sr₂Si₅N₈:Eu²⁺ phosphor via thermal treatment in nitrogen

著者 (8件)： ZHANG Chenning (Materials Processing Unit, National Inst. for Materials Sci., Tsukuba, Ibaraki 305-0047, Japan. ...) ,  UCHIKOSHI Tetsuo ,  XIE Rong-Jun ,  LIU Lihong ,  CHO Yujin ,  SAKKA Yoshio ,  HIROSAKI Naoto ,  SEKIGUCHI Takashi
資料名： Journal of Materials Chemistry C. Materials for Optical, Magnetic and Electronic Devices  (Journal of Materials Chemistry C. Materials for Optical, Magnetic and Electronic Devices)
巻： 3  号： 29  ページ： 7642-7651  発行年： 2015年08月07日 
JST資料番号： W2383A  ISSN： 2050-7526  CODEN： JMCCCX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Sr₂Si₅N₈:Eu²⁺の赤色蛍光体を固相反応によって合成した。合成された状態の蛍光体粉末は,窒素雰囲気中で熱処理した。得られた試料は,XRD,FE-SEM,TG-DTA,FT-IR,ゼータ電位,カソードルミネッセンス.(CL),フォトルミネセンス(PL),量子効率(QEs),及び温度依存性PLとQE法によって分析した。窒素中での熱処理の後,N₂処理が,相純度と粒子の形態に無視できるほどの影響を引き起こし,蛍光体粒子の表面がより親水性になり,蛍光体粉末を含む懸濁物の等電点(IEP)が高いpH値にシフトし,蛍光体粒子の(表面層を形成する)エッジ領域が,内部よりもより小さなCL強度を持つが,これが電子ビーム照射によって引き起こされる表面の損傷を抑制することが見い出された。さらに重要なことには,形成された表面層が,Eu²⁺活性化剤の酸化からの防止で不動態処理の役割を果たすので,Sr₂Si₅N₈:Eu²⁺蛍光体のPL強度を低下させる熱分解を効率的に低減することが見い出された。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *赤色光 ,  *発光 ,  *蛍光体 ,  窒素 ,  熱処理 ,  *熱分解 ,  *窒化物 ,  *ストロンチウム化合物 ,  *ケイ素化合物 ,  *ユウロピウム化合物 ,  *金属イオン ,  固相反応 ,  光ルミネセンス ,  量子効率 ,  ζ電位 ,  陰極線ルミネセンス ,  温度依存性 ,  等電点 ,  電子照射 ,  ドーピング ,  スペクトル ,  結晶構造
準シソーラス用語： *赤色発光 ,  *ユウロピウムイオン(3+) ,  光ルミネセンススペクトル

分類 (2件)： 塩  (CD01050V) ,  無機化合物のルミネセンス  (BM08093J)

タイトルに関連する用語 (6件)： 赤色発光 ,  蛍光体 ,  窒素 ,  熱処理 ,  還元 ,  熱分解