文献

J-GLOBAL ID：201502204512395281   整理番号：15A1379689

レビュー:等電点可溶化/沈殿法による筋肉食品副産物からの栄養補助食品素材としての蛋白質単離体回収

A review: Protein isolates recovered by isoelectric solubilization/precipitation processing from muscle food by-products as a component of nutraceutical foods

著者 (3件)： MATAK Kristen E. (West Virginia Univ., Div. of Animal and Nutritional Sciences, P.O. Box 6108, Morgantown, WV 26506, USA) ,  TAHERGORABI Reza (North Carolina Agricultural & Technical State Univ., 1601 E Market St., Greensboro, NC 27411, USA) ,  JACZYNSKI Jacek (West Virginia Univ., Div. of Animal and Nutritional Sciences, P.O. Box 6108, Morgantown, WV 26506, USA)
資料名： Food Research International  (Food Research International)
巻： 77  号： P4  ページ： 697-703  発行年： 2015年11月 
JST資料番号： D0633A  ISSN： 0963-9969  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 等電点可溶化/沈殿法(ISP)によって,廃棄されたりヒトでの直接消費に適さない筋肉食品副産物や未利用,加工困難資源から動物蛋白質を回収することが可能である。pH変化によって,ISPは選択的に水溶性の筋肉蛋白質を生産する。筋肉蛋白質が溶解すると,皮膚,骨,スケールなどが脂質や他の不溶性画分から分離される。分離に続いて,溶解した蛋白質へのpH変化によって蛋白質沈殿が起こり,蛋白質単離体が生成する。ISP加工で,栄養価からも技術的点からも高品質な蛋白質単離体を効率的に回収できる。しかし,ISP回収蛋白質単離体からの食品製品の商業化の試みは他変限られていた。ラボ規模での製品開発研究の結果から,特異的な健康効果を有する栄養補助食品のための機能性成分として,ISP回収蛋白質単離体を利用する可能性が示されている。本報では,低価値の資源から機能的な蛋白質単離体を回収する革新的な手段としてISPをレビューした。ここではまた,食餌性心臓疾患をターゲットにしたISP回収蛋白質単離体利用の栄養補助食品のプロトタイプ開発への試みを示した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 筋肉 ,  *食品副産物 ,  サプリメント ,  等電点分画 ,  沈降分離 ,  動物タンパク質 ,  *タンパク質分離物 ,  製品開発 ,  *有用物質回収 ,  水産加工 ,  魚類タンパク質 ,  *材料
準シソーラス用語： *健康食品素材

分類 (3件)： 食品蛋白質  (FJ09020N) ,  食品製造・加工・保蔵法一般  (FJ03010M) ,  動物性水産食品  (FJ13020C)

タイトルに関連する用語 (10件)： レビュー ,  等電点 ,  可溶化 ,  沈殿法 ,  筋肉 ,  食品副産物 ,  栄養補助食品 ,  素材 ,  蛋白質 ,  単離