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J-GLOBAL ID:201502204574712674   整理番号:15A0940057

核磁気共鳴分光法を用いて架橋およびヒドロキシプロピル化したサツマイモ澱粉における置換基の水準と位置

Level and position of substituents in cross-linked and hydroxypropylated sweet potato starches using nuclear magnetic resonance spectroscopy
著者 (8件):
資料名:
巻: 131  ページ: 424-431  発行年: 2015年10月20日 
JST資料番号: E0961A  ISSN: 0144-8617  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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サツマイモ澱粉をトリメタリン酸ナトリウムを用いて架橋し,そしてプロピレンオキシドを用いてヒドロキシプロピル化した。架橋およびヒドロキシプロピル化したサツマイモ澱粉内のリンとヒドロキシプロピル基の水準および位置を,リンおよびプロトン核磁気共鳴分光法(31P,1H NMR)により調査した。架橋反応は1:1.03のモル比でモノスータチ-リン酸およびジスターチ-リン酸を産出し,導入されたリンの半分だけが可能な架橋をもたらすことを示した。約2900グルコース残基あたり1つの架橋を検出した。モノスターチ-りん酸につながるリン酸化は,主にO-3およびO-6(比率1:1)で発生した。ジスターチ-リン酸で形成した架橋の大部分は,異なる澱粉鎖に配置された2種のグルコース残基の間であることを推測し,その一方で架橋の小部分は同じ澱粉鎖内の2つのグルコース残基との間で形成してもよかった。アルカリ性条件下でヒドロキシプロピル化は,分子内のリン架橋の形成をもたらし,架橋はその後ヒドロキシプロピル化で分子内および分子間架橋の水準の両方を低下させた架橋が続いた。1H NMRを用いてヒドロキシプロピルのモル置換は,0.155~0.165であると決定した。ヒドロキシプロピル化は主にO-2(61%)で発生し,そしてO-6(21%)での置換水準はO-3(17%)に比べてわずかに高かった。二重変性澱粉で前述の架橋手順は,ヒドロキシプロピル化の若干低いレベルをもたらし,O-6での置換はO-2およびO-3での置換と比較してより減少した。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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多糖類 

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