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J-GLOBAL ID：201502204605419113   整理番号：15A1322331

トウモロコシ芯の蒸気爆発プロセスにおける水分移動

Water transfer in steam explosion process of corn stalk

著者 (3件)： SUI Wenjie (State Key Lab. of Biochemical Engineering, Inst. of Process Engineering, Chinese Acad. of Sciences, Beijing 100190, CHN) ,  SUI Wenjie (Univ. of Chinese Acad. of Sciences, Beijing 100039, CHN) ,  CHEN Hongzhang (State Key Lab. of Biochemical Engineering, Inst. of Process Engineering, Chinese Acad. of Sciences, Beijing 100190, CHN)
資料名： Industrial Crops and Products  (Industrial Crops and Products)
巻： 76  ページ： 977-986  発行年： 2015年12月15日 
JST資料番号： W0732A  ISSN： 0926-6690  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 蒸気爆発はリグノセルロースバイオマスの優れたバイオ精製技術の1つである。蒸気爆発に関与する唯一の移動媒体としての水分は精製効率およびエネルギー消費と密接に関連し,一方で蒸気爆発に関する研究は移動機構を軽視している。ここでは水分移動の展望から蒸気爆発プロセスを4種の特異的段階に分類し,蒸気爆発プロセスの多段階物質移動モデルを初めて確立した。このモデルから,プロセスエネルギー効率を導くのに十分な,各段階および最終的な処方における水分含量における水組成の定量的関係を調べた。模擬移動プロセスと予備処理効果の評価との結合により,原料中の多量の水分は蒸気爆発プロセス中の反応および移動に緩衝作用を示し,処理の実際の厳しさを和らげる,という事を確認した。処理効率とエネルギー効率間の折衷から,セルロース性バイオマスの最適水分含量が40%である事を確認した。蒸気爆発処理前のセルロースバイオマスの水分含量調整による蒸気コストの節約により,予備処理および酵素的加水分解を通しての全体的グルコース収率は20%以上増加した。水反応機構の理解に基づく蒸気爆発プロセス中の水移動および制御により,予備処理効率とエネルギー節約を高められ,バイオマスのより有効な使用に導ける。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 物質移動 ,  水分 ,  *蒸気爆発 ,  トウモロコシ ,  *穀類副産物 ,  作物残渣 ,  食品副産物 ,  加水分解 ,  酵素反応 ,  リグノセルロース ,  バイオマス ,  精製 ,  エネルギー消費 ,  数学モデル ,  前処理 ,  エネルギー効率 ,  収率 ,  穀類加工 ,  *単糖類 ,  ヘキソース ,  アルドース
準シソーラス用語： 水分移動 ,  *トウモロコシ芯 ,  酵素的加水分解

分類 (1件)： 穀類とその製品一般  (FJ04010T)

物質索引 (1件)： グルコース

タイトルに関連する用語 (4件)： トウモロコシ芯 ,  蒸気爆発 ,  プロセス ,  水分移動