文献

J-GLOBAL ID：201502204678479327   整理番号：15A0923630

大きいα-アルミナビーズへのアニオンアゾ色素の吸着特性

Adsorption characteristics of anionic azo dye onto large α-alumina beads

著者 (4件)： PHAM Tien Duc (Vietnam National Univ., Hanoi, Fac. of Chemistry, Hanoi Univ. of Sci., 19 Le Thanh Tong, 10000, Hoan Kiem, Hanoi, VNM) ,  PHAM Tien Duc (Univ. of Tsukuba, Graduate School of Life and Environmental Sciences, Tennodai 1-1-1, 305-8572, Tsukuba, Ibaraki, JPN) ,  KOBAYASHI Motoyoshi (Univ. of Tsukuba, Graduate School of Life and Environmental Sciences, Tennodai 1-1-1, 305-8572, Tsukuba, Ibaraki, JPN) ,  ADACHI Yasuhisa (Univ. of Tsukuba, Graduate School of Life and Environmental Sciences, Tennodai 1-1-1, 305-8572, Tsukuba, Ibaraki, JPN)
資料名： Colloid and Polymer Science  (Colloid and Polymer Science)
巻： 293  号： 7  ページ： 1877-1886  発行年： 2015年07月 
JST資料番号： C0415A  ISSN： 0303-402X  CODEN： CPMSB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アニオンアゾ色素,ニューコクシン(NC)の水性媒体中での大きいα-アルミナビーズへの吸着を,pH及びNaCl濃度の関数として系統的に研究した。高いpHでα-Al₂O₃表面の正電荷が少なくなるため,溶液のpHが増加するとNCの吸着量は減少する。一定のpHではNaCl濃度の減少と共にNC吸着は増加し,NC分子が主に静電引力によりα-Al₂O₃上に吸着することを示している。種々のpHでのα-Al₂O₃へのNC吸着等温線とイオン強度の実験結果は,二段吸着モデルで良く表せる。吸着横這い状態でのα-Al₂O₃の表面電荷と表面改質へのNCの影響を,流動電位とFTIR-ATRでそれぞれ評価した。吸着等温線,表面電荷効果,及び表面改質を用いて,α-Al₂O₃のアルミニウムイオンとスルホン基の2つの酸素原子間での架橋二座錯体の生成が,α-Al₂O₃へのNCの吸着を誘発したと示唆した。Copyright 2015 Springer-Verlag Berlin Heidelberg. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *αアルミナ ,  *アゾ化合物 ,  アゾ染料 ,  *吸着 ,  pH依存性 ,  塩化ナトリウム ,  濃度依存性 ,  静電相互作用 ,  引力 ,  吸着等温式 ,  イオン強度 ,  表面電荷 ,  表面改質 ,  流動電位 ,  ATR分光法 ,  FTIR分光法 ,  橋架け錯体 ,  配位子 ,  スルホン酸 ,  フェノール類 ,  芳香族縮合化合物
準シソーラス用語： ATR-FTIR ,  アゾ色素 ,  二座配位子 ,  架橋錯体 ,  吸着等温線

分類 (4件)： 塩基,金属酸化物  (CD01030Z) ,  芳香族単環ヒドロキシルアミン及びヒドラジンその他の芳香族単環多窒素直結化合物  (CF05060O) ,  物理的手法を用いた吸着の研究  (CB12043P) ,  非遷移金属元素の錯体  (CE01030C)

物質索引 (1件)： ニューコクシン

タイトルに関連する用語 (5件)： α-アルミナ ,  ビーズ ,  アニオン ,  アゾ色素 ,  吸着特性