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J-GLOBAL ID：201502204694997338   整理番号：15A1378390

家庭用エアコンの熱源特性モデルの開発 第3報-非定常状態への適用のためのモデル改良

Development of Heat Source Characteristic Model of Room Air Conditioner: Part 3-Model Improvement for Applications to Unsteady State

著者 (3件)： 上野剛 (電力中央研 システム技研) ,  北原博幸 (トータルシステム研) ,  宮永俊之 (電力中央研 システム技研)
資料名： 空気調和・衛生工学会論文集  (Transactions of the Society of Heating, Air-Conditioning and Sanitary Engineers of Japan)
号： 225  ページ： 29-36  発行年： 2015年12月05日 
JST資料番号： G0149B  ISSN： 0385-275X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 家庭用エアコンのCOPは利用条件によって大きく変動し,カタログ値から乖離する。そこで著者らは,任意の運転条件において消費電力・COPを精度よく推定するための熱源特性モデルを開発している。これまでに,冷房,暖房運転時における定常状態を対象とした2機種の試験を行い精度検証を行うとともに,熱源特性モデルを用いて算出した期間消費電力量をメーカー公表値と比較することで,様々な市販機種への適用可能性を検証した。しかし住宅での実際の利用時にはエアコンの利用条件は時々刻々変化するため,過渡状態におけるエアコンの消費電力を算出できるモデルの構築が必要である。そこで本報では,非定常状態におけるエアコンの熱処理量・消費電力を推定するために熱源特性モデルを改良し,試験によってその妥当性を検証する。(著者抄録)

シソーラス用語： *空気調和装置 ,  性能評価 ,  *特性 ,  *成績係数 ,  モデル ,  条件 ,  精度 ,  検証 ,  熱源 ,  *過渡現象 ,  試験 ,  制御方式 ,  シミュレーション
準シソーラス用語： COP【係数】 ,  モデル改良 ,  運転条件 ,  家庭用エアコン ,  消費電力算出 ,  非定常 ,  利用条件

分類 (3件)： 空気調和装置一般  (PC02010U) ,  オペレーションズリサーチ一般  (KA03010Q) ,  エネルギー消費・省エネルギー  (LD01000B)

引用文献 (10件)：

• ダイキン工業株式会社 空調製品検索(D-SEARCH) http://d-search.daikin.co.jp/open/ActionServlet?gid=CTG010&func=load (2015/7/8閲覧、ダイキン製エアコンの仕様書が閲覧可能)
• 東芝キャリア株式会社 http://www.toshiba.co.jp/living/air_conditioners/index_j.htm ⇒各機器のページ⇒詳細情報⇒仕様書 (2015/7/8閲覧、東芝製エアコンの仕様書が閲覧可能)
• 上野,北原,宮永:家庭用エアコンの熱源特性モデルの開発(その1:冷房運転時モデル),空気調和衛生学会論文集No.190,pp.41-49(2013)
• 上野,北原,宮永:家庭用エアコンの熱源特性モデルの開発(その2:暖冷房運転時モデルへの拡張と汎用性の検証),空気調和・衛生工学会論文集No.204,pp.85-92(2014)
• 宮永,占部:住宅用室内温熱環境計算ツールの実用化 その1:多数室空調負荷・温熱快適性指標の同時計算手法,電力中央研究所研究報告書 R06016(2007)

タイトルに関連する用語 (7件)： 家庭 ,  エアコン ,  熱源 ,  特性モデル ,  開発 ,  非定常状態 ,  モデル