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J-GLOBAL ID:201502204768056298   整理番号:15A0765982

ビンロウジュ葉鞘(Areca catechu)ベースの食品包装に及ぼすコーヒの未精製抽出物と使用済みコーヒ滓の抗菌作用

Antifungal Activity of Crude Extracts of Coffee and Spent Coffee Ground on Areca Palm Leaf Sheath (Areca catechu) Based Food Packaging
著者 (4件):
資料名:
巻: 28  号:ページ: 633-645  発行年: 2015年07月 
JST資料番号: T0673A  ISSN: 0894-3214  CODEN: PTSCEQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究は,ビンロウジュ葉鞘表面上のAspergillus sp,Aspergillus flavus,Aspergillus niger,Penicillum citrinum,Penicillum chrysogenum,およびEutrotium amstelodamiに対する未精製コーヒ抽出物(CCE)と未精製使用済みコーヒ滓(CSCGE)の抗菌作用を調べた。濃度が50~500μg/mlの麦芽抽出寒天中の,CEEの1回目,2回目および3回目の抽出物およびCSCGEの1,2回目の抽出物の最小抑制濃度(MIC)を寒天希釈法で決定した。MICで2回目のCSCGEで処理したビンロウジュ葉鞘で包んだドリアンペースト製品に対してカビを生じさせるテストを行った。ガスクロマトグラフィ-質量分光法(GC-MS)を行って,CCEとCSCGEの主成分を調べ,総フェノール含有量を測定した。ビンロウジュ葉鞘への2回目のCSCGE処理に関して,以下の性質を調べた:カビの成長,濡れ性,硬さと厚さの測定,およびフーリエ変換赤外線分光スキャン。1回目,および2回目の抽出からのCCEおよびCSCGE MICは,同順に,100~230μg/mlおよび300~460μg/mlであることが分った。更に,加速条件(25°C,100%相対湿度)で貯蔵した時に,ビンロウジュ葉鞘上でのカビ成長に対する防御性は基準資料が3日なのに比して,CCEとCSCGEが少なくとも21日であることを,そのMICは示した。濃度が460μg/mlの2回目のCSCGEで処理されたビンロウジュ葉鞘で包まれたドリアンペースト製品の貯蔵寿命は,30°Cの貯蔵条件で,3日から21日に延びた。カフェインがCCE(79.69%)とCSCGE(84.92%)の主要成分であった。又,CCEとCSCGEの全フェノール含有量の測定値は,フェルラ酸100gに対して,同順に0.640と0.981molであった。この研究は,試験管および実物試験のもとで,1回目と2回目のCCEとCSCGEがカビ成長を抑制することが出来ることを証明した。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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食品包装 

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