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J-GLOBAL ID:201502204826127796   整理番号:15A1261862

オリゴマープロシアニジンは活性化T細胞の解糖を妨害する。T細胞機能阻害の新メカニズム

Oligomeric Procyanidins Interfere with Glycolysis of Activated T Cells. A Novel Mechanism for Inhibition of T Cell Function
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巻: 20  号: 10  ページ: 19014-19026 (WEB ONLY)  発行年: 2015年10月 
JST資料番号: U7014A  ISSN: 1420-3049  CODEN: MOLEFW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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プロシアニジンは様々な植物で見つかっているフラボノイドであり,アレルギーおよび自己免疫病といった免疫疾患を未知のメカニズムによって軽減または予防する。本研究では,in vitroでのCD4+T細胞のT細胞受容体(TCR)-介在反応に対するプロシアニジンの影響について調べた。リンゴのプロシアニジンは抗CD3ε抗体によってシミュレーションした脾臓のCD4+T細胞ならびに抗原で刺激した脾臓細胞の増殖を強く抑制したが,インターロイキン(IL)-2のこれら細胞からの分泌を変化させることはなかった。更にオリゴマーのプロシアニジンは,ポリマーの程度に依存する形で活性化CD4+T細胞の増殖ならびに解糖関連サイトカインを含むエフェクターサイトカインの産生,IL-2の分泌に影響することなく抑制することが見いだされた。更にオリゴマープロシアニジンの活性化CD4+T細胞の解糖活性に対する阻害作用についても調べた。ペンタマープロシアニジンは,活性化CD4+T細胞におけるL-乳酸の産生およびグルコースの取り込みを抑制することが分かった。これらの結果は,オリゴマープロシアニジンが解糖を妨害することによって活性化CD4+T細胞の機能を抑制することを示唆している。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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生薬の薬理の基礎研究  ,  免疫反応一般 

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