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J-GLOBAL ID:201502204895521862   整理番号:15A0782658

高炉の融着帯における焼結物のミクロ組織変化および一次スラグ溶融

Microstructure Change and Primary Slag Melting of Sinter in the Cohesive Zone of a Blast Furnace
著者 (4件):
資料名:
巻: 55  号:ページ: 1223-1231 (J-STAGE)  発行年: 2015年 
JST資料番号: F0100A  ISSN: 0915-1559  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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焼結体の一次スラグ溶融挙動を解明するため,融液生成過程のミクロ組織および相変化を観察した。高炉条件を模擬した温度履歴とCO/CO2下で焼結物を加熱し,1000~1250°Cのいくつかの異なる温度から急冷した。急冷試料のミクロ組織を電子プローブマイクロアナライザーで観察した。1100°C以上の温度で,オリビン状の融液が局所的に観察された,その組成は,加熱温度の上昇と共にFeO含有量は多く,CaO/SiO2比は低くなった。一方,1250°Cから急冷した試料には円状のウスタイトと2CaO・SiO2が観察された。この局所領域にはオリビン状の融液は見られなかった。オリビン状の融液は元来,ウスタイトと2CaO・SiO2の間に存在するが,2CaO・SiO2中のオリビンの大きな溶解度のため融液は2CaO・SiO2中に完全に溶解し,融液が再凝固することが示唆された。ウスタイト,2CaO・SiO2および2CaO・Al2O3・SiO2から成る共晶組織の組成が1250°Cから急冷した試料で観察された。(翻訳著者抄録)
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製銑 
引用文献 (14件):
  • 1) T. Ariyama and M. Sato: ISIJ Int., 46 (2006), 1736.
  • 2) T. Miwa, H. Okuda, M. Osame, S. Watakabe and K. Saito: EECR-METEC InSteelCon 2011, Steel Institute VDEh, Düsseldorf, (2011), Session 1, CD-ROM.
  • 3) S. Ueda, T. Miki, T. Murakami, H. Nogami and K. Sato: Tetsu-to-Hagané, 99 (2013), 1.
  • 4) M. Hino, T. Nagasaka, A. Katsumata, K. Higuchi, K. Yamaguchi and N. Kon-no: Metall. Mater. Trans. B, 30B (1999), 671.
  • 5) H. Hotta and Y. Yamaoka: Tetsu-to-Hagané, 71 (1985), 807.
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