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J-GLOBAL ID:201502204922915835   整理番号:15A0838462

太陽型スーパーフレア星の高分散分光法 II 恒星回転,恒星黒点,彩層活動

High dispersion spectroscopy of solar-type superflare stars. II. Stellar rotation, starspots, and chromospheric activities
著者 (8件):
資料名:
巻: 67  号:ページ: 33.1-33.14  発行年: 2015年 
JST資料番号: W2414A  ISSN: 0004-6264  CODEN: PASJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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Subaru/HDSを使って50個のスーパーフレア星の高分散分光観測を行った。これらの50個の星はKeplerデータから著者らが発見した太陽型スーパーフレア星から選んだ。50個のターゲット星の内の半分以上(34)は連星系の証拠を示さず,これらの34個の星の恒星パラメータを前報で推定した。Keplerデータを使った著者らの以前の研究によれば,スーパーフレア星は準周期的輝度変動を示し,その振幅(0.1%~10%)は回転する太陽表面上の黒点の存在によって引き起こされる太陽の輝度変動(0.01%~0.1%)の震幅よりも非常に大きい。本報では,I報で導いた恒星パラメータを使うことによって,スーパーフレア星のこれらの準周期的変動がかなり大きい恒星黒点をもつ星の回転によって説明可能か否かを調べた。まず,射影回転速度v・sin(i)は輝度変動の周期から推定された回転速度と整合することを確認した。次に,恒星の彩層活動の良い指標であるCa<sub>II</sub>赤外三重項線とH<sub>α</sub>線の強度を測定し,それらを他の星の性質と比較した。Ca<sub>II</sub>赤外三重項線強度はターゲットスーパーフレア星の平均磁場強度(<fB>)は太陽のものよりも大きいことが可能であることを示した。輝度変動の振幅とCa<sub>II</sub>赤外三重項線強度との間に相関が見出された。輝度変動振幅が大きいことから大きな恒星黒点をもつことが期待されるすべてのターゲット星は太陽に比べて高い彩層活動を示す。これらの結果は,スーパーフレア星の輝度変動は大きな恒星黒点をもつ回転に起因するというアイデアを支持するものである。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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恒星 
引用文献 (38件):
  • Alonso, A., Arribas, S., & Martinez-Roger, C. 1996, A&A, 313, 873
  • Anderson, R. I., Reiners, A., & Solanki, S. K. 2010, A&A, 522, A81
  • Basri, G., et al. 2011, AJ, 141, 20
  • Brown, T. M., Latham, D. W., Everett, M. E., & Esquerdo, G. A. 2011, ApJ, 142, 112
  • Emslie, A. G., et al. 2012, ApJ, 759, 71
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