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J-GLOBAL ID:201502204967008839   整理番号:15A1163865

合成したシリコンオキシカーバイドの分子構造に及ぼす雰囲気組成の効果

Effects of Atmospheric Composition on the Molecular Structure of Synthesized Silicon Oxycarbides
著者 (5件):
資料名:
巻: 98  号: 10  ページ: 3373-3380  発行年: 2015年10月 
JST資料番号: C0253A  ISSN: 0002-7820  CODEN: JACTAW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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シリコンオキシカーバイドの化学組成と分子構造のそれらの反応条件への依存性を,その下で熱分解が生じる雰囲気を変化させることで試験した。シリコンオキシカーバイドを得るために,平均直径2μmの密に架橋したシリコーン樹脂粒子を種々の雰囲気,H2,Ar,およびCO2,そして温度範囲700°C~1100°Cで熱分解させた。熱分解の後にそれらの外見の色は明瞭に変化するが,樹脂の残量は700°Cではほぼ一定であった。H2雰囲気から得たサンプルは白色で,一方,CO2雰囲気から得たものは暗褐色であった。残留物のFourier変換赤外(FT-IR)スペクトルが,Si-O-Siネットワーク発現がCO2雰囲気中で加速されたことを示唆した。800°Cを越えると,H2雰囲気で得た化合物の化学組成は熱分解温度の上昇とともに非化学量論SiO2-xSiC組成に次第に近づいた。CO2雰囲気からの化合物は,熱分解温度が上昇する際,フリーなSiCの無いSiO2-xCの組成に近づいた。Ar雰囲気からの生成物においては,SiO2-xSiC-yC組成が典型的に得られた。結果としての化学組成に及ぼす熱分解雰囲気の観察された効果を熱力学的計算によって解析した。電子スピン共鳴(ESR)スペクトルが,ArあるいはCO2のいずれかから得た生成物からの幅広いそして強力な信号を明らかにした。信号強度から推定すると,残留スピン濃度は1018~1019・g-1の範囲であった。一方,H2中で得たサンプルからのスペクトルは,推定されたスピン濃度範囲が1016~1017・g-1の弱いそして鋭い信号を示した。この信号の減衰は熱分解の際に形成されたダングリングボンドの水素キャッピングによるものであった。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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セラミック・磁器の性質  ,  分子構造と性質の実験的研究 
タイトルに関連する用語 (4件):
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