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J-GLOBAL ID：201502205035023488   整理番号：15A0358462

三次元画像計測および有限要素解析による腐食鋼板の座屈挙動の検討

AN INVESTIGATION OF BUCKLING BEHAVIOR OF CORRODED STEEL PLATES BY THREE DIMENSIONAL IMAGE MEASUREMENT AND FINITE ELEMENT ANALYSIS

著者 (6件)： 全邦釘 (愛媛大学 工学部環境建設工学科) ,  真鍋佑輔 (愛媛大学大学院 理工学研究科) ,  片岡望 (愛媛大学大学院 理工学研究科) ,  有友優太 (愛媛大学大学院 理工学研究科) ,  古川清司 (西日本高速道路エンジニアリング四国株式会社) ,  大賀水田生 (愛媛大学 工学部環境建設工学科)
資料名： 土木学会論文集 A2(応用力学)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. A2 (Applied Mechanics) (Web))
巻： 70  号： 2  ページ： I.877-I.886 (J-STAGE)  発行年： 2014年 
JST資料番号： U0102B  ISSN： 2185-4661  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 腐食鋼構造物の安全な供用,および的確な維持管理戦略の策定のためには残存耐力を適切に評価する必要がある.しかし特に座屈強度に関しては研究が十分なされているとは言い難く,基礎的なデータの蓄積が未だ必要な段階にある.既往の研究での座屈試験ではひずみゲージや変位計などによる点的な計測が主に行われているが,そのような点的な計測ではどの部分から座屈がはじまるかわからず,腐食形状が座屈挙動に与える影響を調べることが難しかった.そこで本研究ではステレオ画像解析法により,座屈変形形状を面的に三次元計測する手法について提案した.また,その計測結果より最小平均板厚が本研究の範囲内では座屈挙動に大きな影響を与えていることを観察し,そしてその観察結果を基にした評価式が一定の精度で強度を評価できていることを確認した.(著者抄録)

シソーラス用語： *鋼板 ,  *金属腐食 ,  維持管理 ,  三次元 ,  画像分析 ,  立体画像 ,  有限要素法 ,  数値解析 ,  強度 ,  *座屈 ,  三次元測定 ,  鋼橋 ,  鋼構造物 ,  座屈強度 ,  *腐食鋼板 ,  有限要素解析
準シソーラス用語： *3次元画像計測

分類 (3件)： 構造要素一般  (HD03010W) ,  橋梁の破壊,保守,その他  (RC06080X) ,  金属材料  (RA06044P)

引用文献 (11件)：

• 土木学会:腐食した鋼構造物の耐久性照査マニュアル,丸善,2009.
• 全邦釘, 池田裕幸, 海田辰将, 古川清司, 大賀水田生:腐食鋼板の応力状態の考察と要求精度に応じた残存引張強度評価式の構築, 土木学会論文集 A2, Vol.69, No.2, pp.I_665-I_676, 2013.
• H. Bay, A. Ess, T. Tuytelaars, and L.V. Gool: SURF: Speeded Up Robust Features, Computer Vision and Image Understanding, Vol. 110, No. 3, pp.346-359, 2008.
• Z. Zhang: A flexible new technique for camera calibration,Pattern Analysis and Machine Intelligence, IEEE Transactions, Vol.22, No.11, pp.1330-1334, 2000.
• A. Fusiello, E. Trucco, and A. Verri: A compact algorithm for rectification of stereo pairs, Machine Vision and Applications, Vol.12, No.1, pp.16-22, 2000.

タイトルに関連する用語 (5件)： 三次元画像計測 ,  有限要素解析 ,  腐食鋼板 ,  座屈 ,  挙動