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J-GLOBAL ID：201502205282714230   整理番号：15A1085100

列車運行シミュレーションによる定時性向上施策の検討

著者 (1件)： 落合康文 (小田急電鉄)
資料名： オペレーションズ・リサーチ
巻： 60  号： 10  ページ： 614-621  発行年： 2015年10月01日 
JST資料番号： F0251A  ISSN： 0030-3674  CODEN： OPREA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 列車が高頻度に連行されている東京郡市圏の朝ラッシュ輸送は,ある列車の小規模な遅延がほかの列車へ次々と伝播し,大きな遅延に拡大しやすい。本稿では,運転士による列車の運転操縦を含めることによる現実的な朝ラッシュ輸送を再現できるマイクロシミュレータの開発,および,同シミュレータを用いて明らかになったラッシュ輸送の列車遅延に関する特徴と,小田急線下北沢地区在来線地下化時に実施した分析による定時性向上施策の実施例について紹介する。(著者抄録)

シソーラス用語： *運行管理 ,  *列車ダイヤ ,  列車運転 ,  *時間制御 ,  シミュレーション ,  時間 ,  運転管理 ,  私有鉄道 ,  運転者 ,  運転 ,  操作 ,  近郊鉄道 ,  通勤輸送
準シソーラス用語： マイクロシミュレーション ,  ラッシュ時間 ,  運転操作

分類 (2件)： 鉄道輸送・サービス一般  (TC01010R) ,  輸送と業務  (TC01030N)

引用文献 (4件)：

• 運転理論研究会, 『運転理論 (再改定版)』, 日本鉄道運転協会, 2010.
• 安部恵介,荒屋真二, ”最長経路法を用いた列車運行シミュレーション,” 情報処理学会論文誌, 27, pp.103-111, 1986.
• Y. Ochiai and N. Tomii, ”Punctuality analysis using a microscopic simulation in which drivers' behavior is considered,” In Proceedings of the 6th International Conference on Railway Operations Modeling and Analysis (RailTokyo2015), Paper ID: 153, 2015.
• 稲川真範,富井規雄,牛田貢平, ”列車運行実績データの可視化,” 第16回鉄道技術連合シンポジウム(J-Rail2009)論文集, pp.745-748, 2009.

タイトルに関連する用語 (3件)： 列車運行 ,  シミュレーション ,  施策