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J-GLOBAL ID:201502205367378418   整理番号:15A0793393

グルコース及びフルクトースの制限により,キイロショウジョウバエにおけるミトコンドリア活性及び活性酸素に無関係に弱い酸化ストレスをもたらす

Restriction of glucose and fructose causes mild oxidative stress independently of mitochondrial activity and reactive oxygen species in Drosophila melanogaster
著者 (8件):
資料名:
巻: 187  ページ: 27-39  発行年: 2015年09月 
JST資料番号: C0461B  ISSN: 1095-6433  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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既報により,ショウジョウバエにおけるグルコース及びフルクトースの過剰消費により,グルコースは循環するグルコースの増加によりグルコース毒性を誘導し,フルクトースは脂質及び炭水化物の蓄積を促進して肥満を誘導する傾向があることを示す。これらの表現型をもたらすメカニズムを探索するために,0.25,4及び10%グルコースまたはフルクトースを給餌したショウジョウバエのミトコンドリア(mt)活性,mt密度,mtROS産生,酸化ストレスマーカー及び抗酸化的防御を解析した。飼料単糖類濃度,mt活性及び蛋白質及び脂質に対する酸化的修飾の間に複合的相互作用が存在することを示した。高いグルコース濃度(10%)はショウジョウバエのmt蛋白質密度及び結果的に呼吸を低下したが,フルクトースはこれらのパラメータに影響しなかった。mtによるROSの産生はmt複合体の活性を反映しなかった。さらに,既報で示されたmtROS産生と抗酸化的防御の間,または抗酸化的防御と発生的生存の間の明確な関連性は存在しなかった。一方,mtROS及び抗酸化機構は協調し,生存率を決定する酸化還元状態を維持し,逆説的に,酸化条件は炭水化物型に無関係に幼虫生存を促進した。この複合系において,グルコースはmt活性を調節する酸化的修飾の量を制御したが,フルクトースは抗酸化酵素の定常状態mRNAレベルを調節することを示唆した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
動物に対する影響  ,  細胞構成体一般  ,  生体防御と免疫系一般 

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