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J-GLOBAL ID:201502205374209524   整理番号:15A0977381

オウトウ樹へのサリチル酸メチル処理による,収穫時及び貯蔵中の果実の抗酸化系の上昇

Methyl salicylate treatments of sweet cherry trees increase antioxidant systems in fruit at harvest and during storage
著者 (6件):
資料名:
巻: 109  ページ: 106-113  発行年: 2015年11月 
JST資料番号: W1912A  ISSN: 0925-5214  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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オウトウ(Prunus avium)樹に対して,果実の主要3生育段階で1mM濃度のサリチル酸メチル(MeSa)処理をして,収穫時及び28日間貯蔵中の果実の生物活性物質,全抗酸化活性(TAA),抗酸化酵素に及ぼす影響を調べた。試験は,2013と2014年に行い,2013には品種Sweet HeartとSweet Lateを用いて,また2014にはこれら品種にLapinsを加えて行った。その結果,MeSa処理果は,未処理果よりも収穫時及び貯蔵中の全フェノール含量と全アントシアニン含量とも有意に多く,水溶性のTAAが高い果実となった。抗酸化酵素であるカタラーゼ,ペルオキシダーゼ,アスコルビン酸ペルオキシダーゼ,スーパーオキシドジスムターゼの活性は,貯蔵期間が長くなるに従って,いずれの品種,試験年とも低下したが,MeSa処理果は,未処理果よりもこれらの酵素活性が高かった。以上の結果から,オウトウ樹へのMeSa処理は,抗酸化物と生物活性物質の含量を高めることで,オウトウ果実消費による健康増進特性を向上させるとともに,活性酸素捕捉能に関連する酵素の活性を高めることで果実の収穫後の老化を遅らせる効果があると考察された。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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果樹  ,  食品の分析  ,  植物の生化学 
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