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J-GLOBAL ID:201502205445703665   整理番号:15A1043833

メンブレンレス酵素バイオ燃料電池のフレキシブル積層構造を電源とするワイヤレスセンサ

A wireless sensor powered by a flexible stack of membraneless enzymatic biofuel cells
著者 (3件):
資料名:
巻: 220  ページ: 583-589  発行年: 2015年12月01日 
JST資料番号: T0967A  ISSN: 0925-4005  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本論文では新しい多層メンブレンレス酵素バイオ燃料電池について述べる。今回初めてポリエステル薄膜をグルコース/O2マイクロ流体バイオ燃料電池のフレキシブル電極基板として導入した。さらに,概念検証として3次元(3D)マイクロ流体チップをラピッドプロトタイピングにより試作した。これは2つのT字マイクロチャンネルを上下2層に積層させたものである。2つの内部リザーバを組み込むことにより,必要なアクセスポートはわずか3つとなり,層流の仕切り直しも各マイクロチャンネル内で可能となった。両チャンネルには上面,下面にパターンを施された金電極が接続されている。4つのアノード/4つのカソードは25mm2の独立した領域を有するが,高さはわずか425μmである。アノード溶液流中にグルコースオキシダーゼとヘキサシアノ鉄酸塩,カソード溶液流中に自由懸濁ラッカーゼと2,2-アジノ-ビス(3-エチルベンゾチアゾリン-6-スルホン酸)ジアンモニウム塩(ABTS)がそれぞれ導入され,これらを用いて酵素反応が生じている。今回の構造で,流速150μLmin-1,全アノード/全カソード並列接続という条件下で正味の最大電力12.5±0.05μWを得た。公称電圧を3.1Vまで昇圧するために昇圧コンバータを接続すれば,今回の概念検証実験でも,遠隔コンピュータに温度測定結果を送信するワイヤレスセンサに電力を供給することが可能であること示した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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燃料電池  ,  酵素の応用関連 
タイトルに関連する用語 (4件):
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