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J-GLOBAL ID:201502205531460066   整理番号:15A1243988

MTSATラピッドスキャン観測データを用いて算出された台風領域の上層大気追跡風の特性

Characteristics of Upper-Tropospheric Atmospheric Motion Vectors (AMV) in Tropical Cyclone Areas Derived Using MTSAT Rapid-Scan Observation Data
著者 (1件):
資料名:
巻: 62  号: 10  ページ: 881-894  発行年: 2015年10月31日 
JST資料番号: F0064A  ISSN: 0546-0921  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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2011~2013年に日本に接近した16個の台風に対して,運輸多目的衛星MTSAT-1Rの5分間隔の高頻度衛星雲観測(ラピッドスキャン)の赤外(IR)及び水蒸気(WV)チャンネル画像を使用して上層大気追跡風(AMV)を算出し,その特性を調査した。具体的には,一定以上の品質(品質指標(Quality Indicator)が0.3より大きい)のAMVに対して,衛星画像の時間間隔がAMVの算出データ数に与える影響評価と,気象庁及び防衛省のゾンデ観測データとの比較によるAMVの品質評価を行った。本調査の結果,(i)5分間隔の画像を用いることにより,風の場の時間・空間変動の大きな台風領域でも高密度にAMVの算出が可能であること,(ii)上層AMVの台風中心を中心とした接線及び動径風速は,ドロップゾンデ観測に基づく先行研究により得られた巻雲高度付近の風の場の特徴と整合的であること,(iii)上層IR-AMVとWV-AMVは,算出地点に関して相互に補完する風データであること,などの特性が明らかとなった。また,上層IR-AMVとWV-AMVで追跡された風の場の高度の違いは,台風中心に近いほど小さい傾向も示された。(著者抄録)
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分類 (1件):
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大規模擾乱,台風,大気重力波 
引用文献 (30件):
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