文献

J-GLOBAL ID：201502206053939135   整理番号：15A0556796

未成熟のセルラーゼを加水分解してバイオブタノール生産にアシを利用できる可能性

Feasibility of reed for biobutanol production hydrolyzed by crude cellulase

著者 (5件)： ZHU Youshuang (Dep. of Biological Sci., Jining Medical Univ., 272067, CHN) ,  XIN Fengxue (Dep. of Civil and Environmental Engineering, National Univ. of Singapore, Singapore 117576, SGP) ,  CHANG Yunkang (Dep. of Biological Sci., Jining Medical Univ., 272067, CHN) ,  ZHAO Ying (Dep. of Biological Sci., Jining Medical Univ., 272067, CHN) ,  WEICHONG Wong (Dep. of Civil and Environmental Engineering, National Univ. of Singapore, Singapore 117576, SGP)
資料名： Biomass and Bioenergy  (Biomass and Bioenergy)
巻： 76  ページ： 24-30  発行年： 2015年05月 
JST資料番号： W0467A  ISSN： 0961-9534  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究の目的は,効率的にセルラーゼとバイオブタノール生産の両方にアシを利用することである。アシを基質として使用した固体発酵で生産した未加工のセルラーゼの混合は,ワットマン紙濾紙を使用することで,市販の混合酵素(38.61%)と同程度の還元糖収量を示した。Organosolv前処理法により,ヘミセルロース(29.3%-14.6%)とリグニン(17.2%-14.1%)含有量を効率的に減少させ,アシからのセルロース量(42.5%-62.3%)を増加させることができた。organosolv法で前処理したアシの酵素の加水分解から,25FPU/gのアシの酵素負荷の未成熟のセルラーゼを使用し,20%の固体含有,50°CとpH5.5において,72時間後に40.01g/Lのブドウ糖と3.55g/Lキシローズを含むアシ加水分解アシを得た。本研究は,固体発酵とorgansolv前処理により,未成熟なセルラーゼ複合体から市販のセルラーゼを用いずに,biobutanolに変換できるアシ加水分解産物を効率的に作り出せることを示した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *セルラーゼ ,  *加水分解 ,  *生物燃料 ,  *ヨシ ,  基質
準シソーラス用語： *バイオブタノール ,  固体発酵

分類 (2件)： 生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y) ,  加溶媒分解  (CF02040X)

タイトルに関連する用語 (6件)： 成熟 ,  セルラーゼ ,  加水分解 ,  バイオブタノール ,  アシ ,  可能性