文献

J-GLOBAL ID：201502206454702936   整理番号：15A0681293

日常の食料と飲料の購買方法の選択について日本の消費者に二酸化炭素排出量低減を動機付けするように設計した情報開示の潜在的影響

Potential impacts of information disclosure designed to motivate Japanese consumers to reduce carbon dioxide emissions on choice of shopping method for daily foods and drinks

著者 (6件)： MOTOSHITA Masaharu (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol., Tsukuba, JPN) ,  MOTOSHITA Masaharu (Technical Univ. of Berlin, Berlin, DEU) ,  SAKAGAMI Masaji (Nihon Fukushi Univ., Handa, JPN) ,  KUDOH Yuki (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol., Tsukuba, JPN) ,  TAHARA Kiyotaka (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol., Tsukuba, JPN) ,  INABA Atsushi (Kogakuin Univ., Tokyo, JPN)
資料名： Journal of Cleaner Production  (Journal of Cleaner Production)
巻： 101  ページ： 205-214  発行年： 2015年08月15日 
JST資料番号： W0750A  ISSN： 0959-6526  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 商品やサービスの二酸化炭素排出量に関する情報の開示は,消費者が二酸化炭素排出量を削減する選択をするよう仕向けるのに有益である。本研究の範囲は,日本の住民(2630人)を対象にしたインターネット調査を通して,情報の開示が日常の購買方法に関する消費者の選択に与える潜在的影響を分析することであった。分析の結果,日本の消費者は,日常の購買方法を選択する際に二酸化炭素排出量が低いことを選好することが分かった。消費者の二酸化炭素低減意欲に及ぼす非常に重要な影響として,責任の自覚と行動の意思を特定した。二酸化炭素を削減する日々の諸活動の比較表示のような補助情報が,選択の意味及び結果に対する消費者の理解力と感受性を向上させるのに効果があった。種々の購買方法と結びついた二酸化炭素排出量に関する定量的情報を提供すれば,二酸化炭素の削減や時間節約の利益を特定の購買方法に対する消費者の好みと比較することによって,消費者が現在の選択を変えるように促すことができると考える。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 環境保全 ,  情報 ,  *情報公開 ,  食品 ,  飲料 ,  購買 ,  *消費者行動 ,  環境影響 ,  *減少 ,  二酸化炭素排出量 ,  動機づけ ,  意識 ,  日本
準シソーラス用語： *二酸化炭素排出量削減 ,  環境情報 ,  環境意識

分類 (2件)： 環境問題  (SA01020V) ,  科学技術政策・制度・組織  (JA01020M)

タイトルに関連する用語 (9件)： 食料 ,  飲料 ,  購買 ,  日本 ,  消費者 ,  二酸化炭素排出量 ,  動機付け ,  設計 ,  情報開示