抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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20世紀後半に確立した素粒子標準模型は現在素粒子物理学において最も成功した理論体系である。然し,2015年現在においても宇宙の反物質に対しての物質有意性を説明出来ない。重力と他の力の統合がなされていないなど,未解明な部分が存在したおり,その解決に向け数多くの研究者が標準模型を超えた物理を探索している。そういった中で,電荷を持たない最小のバリオンである中性子はそのユニークな性質からその様な新しい物理の探索に多く利用されている。J-PARC中性子ビームライン(BL05/NOP)はその様な物理法則の基本原理について研究を行うべく設計されたビームラインである。