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J-GLOBAL ID：201502206882284384   整理番号：15A0968187

セフチオフールの自主的中断後の日本における農場での健常なブロイラーからの大腸菌中の広いスペクトルのセファロスポリンへの耐性低下

Decreased Resistance to Broad-Spectrum Cephalosporin in Escherichia coli from Healthy Broilers at Farms in Japan After Voluntary Withdrawal of Ceftiofur

著者 (7件)： HIKI Mototaka (Ministry of Agriculture, Forestry, and Fisheries, Tokyo, JPN) ,  KAWANISHI Michiko (Ministry of Agriculture, Forestry, and Fisheries, Tokyo, JPN) ,  ABO Hitoshi (Tempstaff Co., Ltd., Tokyo, JPN) ,  KOJIMA Akemi (Ministry of Agriculture, Forestry, and Fisheries, Tokyo, JPN) ,  KOIKE Ryoji (Ministry of Agriculture, Forestry, and Fisheries, Tokyo, JPN) ,  HAMAMOTO Shuichi (Ministry of Agriculture, Forestry, and Fisheries, Tokyo, JPN) ,  ASAI Tetsuo (Gifu Univ., Gifu, JPN)
資料名： Foodborne Pathogens and Disease  (Foodborne Pathogens and Disease)
巻： 12  号： 7  ページ： 639-643  発行年： 2015年07月 
JST資料番号： W2345A  ISSN： 1535-3141  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 日本において農場での健康なブロイラーから単離される大腸菌は広いスペクトルのセファロスポリン(BSC)耐性を示す。この解決のため,2012年3月から自発的にセフチオフール(CTF)の使用中断が行われたが,本研究では中断のBSC耐性大腸菌の存在に与える影響を調べた。2010年と2013年にかけて孵化農場の健康的なブロイラーの362の糞試料から693株の大腸菌を単離し,それらの抗菌薬耐性プロフィルとβ-ラクタマーゼ遺伝子の存在と配列を分析した。この期間中の84株(12.1%)はBSC耐性であったが,2010年の16.4%,2011年の16.8%から2012年の9.2%,2013年の4.6%へと低下した。β-ラクタマーゼ遺伝子については84株のBSC-耐性株のうちの58株がbla_CMY-2であった。このように孵化場のブロイラーにおいてCTFの使用制限はBSC耐性大腸菌の数を低下させることが可能であると結論した。

シソーラス用語： *耐性菌 ,  日本 ,  農場 ,  *ブロイラー ,  *大腸菌 ,  セファロスポリン類 ,  *β-ラクタマーゼ ,  *遺伝子
準シソーラス用語： 中断

分類 (1件)： 食品の汚染  (FJ01053P)

物質索引 (1件)： セフチオフール

タイトルに関連する用語 (9件)： セフチオフール ,  中断 ,  日本 ,  農場 ,  ブロイラー ,  大腸菌 ,  スペクトル ,  セファロスポリン ,  耐性低下