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J-GLOBAL ID:201502207037737805   整理番号:15A1207211

アルコール/塩およびイオン液体/塩を使用する水2相系によるコハク酸の抽出

Extraction of succinic acid by aqueous two-phase system using alcohols/salts and ionic liquids/salts
著者 (4件):
資料名:
巻: 155  ページ: 127-132  発行年: 2015年11月26日 
JST資料番号: T0428B  ISSN: 1383-5866  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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コハク酸は,生分解性プラスチックスを含む幾つかの工業製品用に重要な原料である。発酵誘導のコハク酸(バイオ-コハク酸)製造が,最近ポテンシャルなグリーン技術として現れた。バイオ-コハク酸の製造に対し,処理コストの50~60%は,回収および精製プロセスと考えられる。本稿では,コハク酸の抽出に対し,水混和性アルコール/塩およびイオン液体/塩を使用する,水2相系(ATPS)を試験した。双節曲線から,溶媒の相分離能力は,t-ブタノール>1-プロパノール>HmimBr>2-プロパノール~OmimBr>BmimBr>>エタノールの順にある。コハク酸の抽出性は,塩濃度20g/100mL水を使用する1-プロパノールによるATPSにて,0~72.1%内にあり,そしてその塩溶液のpHに依存した。塩に,K2HPO4,K3PO4,K2CO3,KF,(NH4)2SO4,C6H5Na3O7,Na2CO3,NaCl,MgSO4,およびNH4NO3を使用する時,コハク酸のpKa1より小さいpHを与える塩溶液の使用により,比較的高い抽出性が得られた。イオン液体によるATPSにおいては,コハク酸の抽出性は,16~85.5%内にあり,pHではなく使用される塩により影響された。OmimBrおよび(NH4)2SO4系によるATPSは,最高の抽出率85.5%を与えた。抽出されるコハク酸は,その抽出相に水酸化ナトリウムを添加することにより,定量的に沈殿させられ,そしてコハク酸ナトリウムの結晶として回収された。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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