抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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一様海面加熱下の沿岸海域における潮流海底境界層の特性を調べるため,Akitomo et al.(2015)などに基づき乱流特性に関するスケーリングを考察するとともに,広範なパラメータ値に関して非静水圧3次元DNSによる数値実験を行った。その結果,海底境界層の乱流の周期内変動は慣性周期と潮流周期の比に依存して大きく変化することが明らかとなった。多くの場合乱流発達は潮流周期間を通じて持続するが,慣性周期に対して潮流周期が小さい場合には乱流発達は間欠的となり,短時間で成長した乱流が海底近傍の粘性層を超えて上部の成層域内にまで到達するという現象が見られた。(著者抄録)