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J-GLOBAL ID：201502207685306640   整理番号：15A1267513

小麦ふすまの蛋白質修飾および栄養的特性への酵素および微生物によるバイオ処理の影響

Impact of Enzymatic and Microbial Bioprocessing on Protein Modification and Nutritional Properties of Wheat Bran

著者 (6件)： ARTE Elisa (Univ. Helsinki, Helsinki, FIN) ,  RIZZELLO Carlo G. (Univ. Bari, Bari, ITA) ,  VERNI Michela (Univ. Bari, Bari, ITA) ,  NORDLUND Emilia (VTT Technical Res. Centre of Finland, Espoo, FIN) ,  KATINA Kati (Univ. Helsinki, Helsinki, FIN) ,  CODA Rossana (Univ. Helsinki, Helsinki, FIN)
資料名： Journal of Agricultural and Food Chemistry  (Journal of Agricultural and Food Chemistry)
巻： 63  号： 39  ページ： 8685-8693  発行年： 2015年10月07日 
JST資料番号： C0251A  ISSN： 0021-8561  CODEN： JAFCAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 小麦ふすま蛋白質画分のバイオアクセシビリティ増加を目的に酵素/微生物によるバイオ処理後の蛋白質の放出と修飾を調査した。市販コムギふすまと水の混合物を,外因性酵素(キシラナーゼ,β-グルカナーゼ,ポリガラクツロナーゼ他),抗生物質,内因性酵素の乳酸菌および酵母を種々組合せて処理した。バイオ処理の間の蛋白質分解度,蛋白質,ペプチドおよび遊離アミノ酸等を測定した。この結果,酸性条件下でのバイオ処理は小麦ふすま由来蛋白質の可溶性を高めた。単一の内因性プロテアーゼ活性処理が最も高い可溶性を示した。制御発酵によるバイオ処理では,より強い蛋白質分解が進行して蛋白質のin vitro消化性に強い影響を与えた。スタータ培養菌と細胞壁分解酵素の組み合わせ処理はフィターゼ活性と全フェノール類の増加が最大となる特徴を示した。

シソーラス用語： *ふすま ,  *タンパク質 ,  アクセシビリティ ,  酵素的分解 ,  微生物分解 ,  タンパク質分解 ,  リン酸モノエステラーゼ ,  消化性 ,  発酵 ,  植物タンパク質 ,  栄養価 ,  生物分解 ,  食品副産物
準シソーラス用語： *小麦ふすま ,  バイオアクセシビリティ ,  フィターゼ

分類 (2件)： 廃棄物処理  (FJ02024G) ,  食品蛋白質  (FJ09020N)

タイトルに関連する用語 (5件)： 小麦ふすま ,  蛋白質修飾 ,  栄養 ,  酵素 ,  微生物