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J-GLOBAL ID：201502207743931141   整理番号：15A0194372

環境変化に対応する動的映像補正手法

Adaptive Image Projection for Environmental Changes

著者 (2件)： 橋本直己 (電気通信大学 大学院情報理工学研究科 総合情報学専攻) ,  渡邉暁 (電気通信大学 大学院情報理工学研究科 総合情報学専攻)
資料名： 映像情報メディア学会誌(Web)  (Journal of the Institute of Image Information and Television Engineers (Web))
巻： 66  号： 9  ページ： J303-J309 (J-STAGE)  発行年： 2012年 
JST資料番号： U0261A  ISSN： 1881-6908  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： プロジェクタは,劇場においてのみではなく,リビングループ等の身近な環境においても広く用いられる。本論文では,投影対称の反射特性と間接反射光の影響を考慮した応答特性関数のモデル化と高速かつ高精度な推定を行うことで,白色の平面では無い,一般的な室内環境において動的な環境変化に適応して映像投影を行なうことができる映像補正手法を提案した。動的環境の課題を克服するために,適応画像投影法を開発した。高い正確性および対話型の補償を達成するために,プロジェクタの応答関数を,間接反射光を含む,標的とする反射特性および環境高に対する変化に基づいて近似した。深さセンサも用い,形状変化をリアルタイムに測定し,形状歪を補正した。提案した方法をProCamシステムおよびCPUにより実現し,通常の部屋における実際の環境変化に対する結果について議論した。

シソーラス用語： 映像 ,  補正 ,  *投影機 ,  光 ,  画像 ,  *応答関数 ,  中央処理装置 ,  *画像補正 ,  変化
準シソーラス用語： CPU【計算機】 ,  *プロジェクター ,  環境変化 ,  投影画像 ,  反射光

分類 (2件)： 図形・画像処理一般  (JE04010I) ,  映画用撮影カメラ,映写機  (QF05040G)

引用文献 (14件)：

• 1) 山崎眞見,皆川剛,武田晴夫,橋本直己,長谷川晶一,佐藤誠:“複合曲面スクリーン上での投射映像シームレス接続技術”, 映情学誌, 57, 11, pp. 1543-1550 (2003)
• 2) Ramesh Raskar, Greg Welch, Matt Cutts, Adam Lake, Lev Stesin and Henry Fuchs: “The Office of the Future: A Unified Approach to Image-Based Modeling and Spatially Immersive Displays”, Proc. of ACM SIGGRAPH'98, pp. 179-188 (1998)
• 3) Ruigang Yang and Aditi Majumder and Michael Brown: “Camera Based Calibration Techniques for Seamless Multi-Projector Displays”, IEEE Transactions on Visualization and Computer Graphics, 11, 2 (2005)
• 4) O. Bimber, A. Emmerling and T. Klemmer: “Embedded entertainment with smart projectors”, Computer, 38, 1, pp. 48-55 (2005)
• 5) マークアシュダウン, 佐藤いまり, 岡部孝弘, 佐藤洋一:“人間の視覚特性を考慮した投影画像の光学的補正”, 信学論, J90-D, 8, pp. 2115-2125 (2007)

タイトルに関連する用語 (3件)： 環境変化 ,  映像 ,  手法