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J-GLOBAL ID：201502208107179046   整理番号：15A1311517

高精度な方向スペクトの観測と解析に向けた数値実験と現地観測

NUMERICAL AND OBSERVATIONAL STUDIES FOR HIGHLY ACCURATE ANALYSIS OF DIRECTIONAL SPECTRUM

著者 (6件)： 橋本典明 (九州大学大学院 工学研究院) ,  三井正雄 (株式会社ソニック) ,  川口浩二 (国立研究開発法人港湾空港技術研究所 海洋情報・津波研究領域) ,  横田雅紀 (九州大学大学院 工学研究院 環境社会部門) ,  小田圭祐 (九州大学大学院 工学研究院 海洋システム工学専攻) ,  濱野有貴 (九州大学大学院 工学研究院 海洋システム工学専攻)
資料名： 土木学会論文集 B2(海岸工学)(Web)  (海岸工学論文集(Web))
巻： 71  号： 2  ページ： I.79-I.84 (J-STAGE)  発行年： 2015年 
JST資料番号： U0396A  ISSN： 1883-8944  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 高精度な方向スペクトル観測を可能とすることが期待される多層型超音波ドップラー式海象計(DWM)を対象として数値実験および観測データを用いて検討した.本研究では,拡張最尤法(EMLM),ベイズ法(BDM)および拡張最大エントロピー原理法(EMEP)を用いて解析し,それぞれの方法で得られた推定値の精度や安定性を検討した.検討に際しては,DWMのデータ数や組合せを変えた様々な条件で解析し,方向スペクトル推定値の特性を検討した.さらに現地観測データを対象として同様の検討を行った.検討の結果,DWMの計測層数を増やして方向スペクトル推定の基礎となる情報を増やすことにより,方向スペクトルの推定精度が向上することが分かった.BDMおよびEMEPは多量のデータに対しても安定した高精度な方向スペクトルを推定可能であるが,EMLMは不安定になる傾向があることが分かった.(著者抄録)

シソーラス用語： 沿岸帯 ,  統計学 ,  理論 ,  最大エントロピー法 ,  拡大 ,  観測装置 ,  海象 ,  Doppler効果 ,  *観測 ,  *スペクトル ,  *方向 ,  最尤法 ,  解析 ,  *実験 ,  *その場観察
準シソーラス用語： Bayes法 ,  海象計 ,  拡張最大エントロピー原理法 ,  拡張最尤法 ,  最大エントロピー原理 ,  *数値実験 ,  超音波ドップラー式海象計 ,  *方向スペクトル ,  方向スペクトル観測

分類 (2件)： 海岸工学  (RC13000X) ,  波浪,潮流  (DC06040R)

タイトルに関連する用語 (4件)： 観測 ,  解析 ,  数値実験 ,  現地観測