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J-GLOBAL ID：201502208116029944   整理番号：15A1005883

プレファクタリングのための不吉な臭いの検出結果の優先順位付け

Toward Prioritizing Code Smell Detection Results for Prefactoring

著者 (3件)： SAE-LIM Natthawute (Tokyo Inst. of Technol., Tokyo, JPN) ,  HAYASHI Shinpei (Tokyo Inst. of Technol., Tokyo, JPN) ,  SAEKI Motoshi (Tokyo Inst. of Technol., Tokyo, JPN)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 115  号： 154(KBSE2015 9-27)  ページ： 33-38  発行年： 2015年07月15日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： プレファクタリングの適用箇所を特定するため,ソースコード中の不吉な臭いの検出器が提案されている。しかし,既存の不吉な臭い検出器は,開発者の現在の開発コンテキストを考慮せず,関連する臭いと関連しない臭いを混在させて出力するため,特定のコンテキストに従っている開発者には適さない。その結果,開発者は適する臭いを特定するための時間を必要とするという課題がある。本稿では,不吉な臭いを開発者の持つコンテキストに従い優先順位付けする手法を提案する。我々は,イシュー管理システムに登録された,次のリリースまでに解決すべきイシューの一覧を開発のコンテキストと見なす。提案手法では,イシューの説明文に対して機能捜索手法を適用して得た結果のモジュール一覧を用いて,コンテキストに関連付く臭いを特定する。コンテキストに関連付く度合いによる優先順位に基づき,不吉な臭い検出器の出力を並べ替えて出力する。本稿では,オープンソースプロジェクトを用いて行った提案手法の予備評価についても述べる。(著者抄録)

シソーラス用語： *臭気 ,  *検出 ,  *優先順位 ,  計算機コード ,  文脈 ,  位置決め ,  プログラムメンテナンス ,  ソフトウェア開発 ,  症状
準シソーラス用語： コンテクスト ,  ソースコード ,  リファクタリング ,  位置同定 ,  *臭い ,  兆候

分類 (1件)： 計算機システム開発  (JD02010R)

引用文献 (16件)：

• M. Fowler, Refactoring: Improving the Design of Existing Code, Addison-Wesley”, 1999.
• William C. Wake, Refactoring Workbook, Addison-Wesley, 2003.
• M. Lanza and R. Marinescu, Object-Oriented Metrics in Practice, Springer, 2006.
• M. Tufano, F. Palomba, G. Bavota, and R. Oliveto, ”When and why your code starts to smell bad,” Proc. ICSE, pp.404-414, 2015.
• M. Zhang, T. Hall, and N. Baddoo, ”Code bad smells: A review of current knowledge,” Journal of Software Maintenance and Evolution, vol.23, no.3, pp.179-202, 2011.

タイトルに関連する用語 (3件)： 臭い ,  検出結果 ,  優先順位