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J-GLOBAL ID：201502208360988953   整理番号：15A0863159

マグネシウムアノード酸化皮膜の生成挙動

著者 (5件)： 片岡文崇 (北大 大学院) ,  辻悦司 (北大 大学院) ,  青木芳尚 (北大 大学院) ,  幅崎浩樹 (北大 大学院) ,  永田晋二 (東北大 金属材料研)
資料名： 東北大学金属材料研究所新素材共同研究開発センター共同利用研究報告書
巻： 2014  ページ： 72-73  発行年： 2015年06月 
JST資料番号： L3700A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 著者らは,マグネシウムをフッ化物系有機電解液中でアノード酸化することによりバリア型の酸化被膜が形成でき,被膜成長時のカチオンの輸率が0.6と大きいことを見出している。本研究では,Mg-Au/Mg2層膜を形成し,Auをマーカーとして導入することで輸率の値の検証を試みた。Al基板上にMg層をスパッタ堆積し大気暴露により酸化被膜を形成後,厚さ約28nmのMg-1.2at%Au膜を堆積して試料とした。アノード酸化は,濃度0.1moldm^-3のNH₄FおよびH₂Oを含むエチレングリコール電解液中で20°Cにおいて行った。酸化被膜をSTEMおよびRBSにより評価した。その結果,フッ化物系のMgアノード酸化被膜中でAuは酸化され,成長被膜中で電解液側に移動することが分かった。

シソーラス用語： *マグネシウム ,  *陽極酸化皮膜 ,  *アノード酸化 ,  陽極酸化処理 ,  電解液 ,  マグネシウム合金 ,  金含有合金 ,  金 ,  標識 ,  多層膜 ,  輸率 ,  スパッタ蒸着 ,  曝露 ,  アルミニウム ,  基板 ,  フッ化アンモニウム ,  イオン輸送 ,  脂肪族アルコール ,  ジオール
準シソーラス用語： 二層膜

分類 (1件)： 化成処理  (WC08050J)

物質索引 (1件)： エチレングリコール

タイトルに関連する用語 (3件)： マグネシウム ,  アノード酸化皮膜 ,  挙動