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J-GLOBAL ID：201502208565608568   整理番号：15A1335175

環境を支える無機材料と技術 環境浄化をめざした液中プラズマ技術の利用

著者 (4件)： 寺島千晶 (東京理大 光触媒国際研究セ) ,  中田一弥 (東京理大 理工) ,  勝又健一 (東京理大 光触媒国際研究セ) ,  藤嶋昭 (東京理大)
資料名： Journal of the Society of Inorganic Materials, Japan  (Journal of the Society of Inorganic Materials, Japan)
巻： 22  号： 379  ページ： 420-425  発行年： 2015年11月01日 
JST資料番号： F0275A  ISSN： 1345-3769  CODEN： JSIJFR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： オゾンは強力な酸化剤として,脱臭,脱色,殺菌などに効力をもち,使い方次第では優れた環境浄化機能を有するといえる。本報では,プラズマCVD法で合成した導電性のダイヤモンドを使って,水の中で電気分解することによるオゾン水生成法を紹介し,さらに液体の中でプラズマを発生させる技術とそれを利用した新規な光触媒材料の開発,そしてその材料を使った蛍光灯下での揮発性有機物質の代表成分であるアセトアルデヒドの完全分解について紹介する。液中プラズマ処理した酸化チタン材料を粉末状態で評価し,アセトアルデヒドを蛍光灯の光によって二酸化炭素まで完全分解することに成功した。しかもその分解速度はプラズマ処理時間とともに短縮化された。

シソーラス用語： *公害対策 ,  *浄化 ,  環境管理 ,  *プラズマ応用 ,  酸化剤 ,  光触媒 ,  プラズマCVD ,  酸化チタン ,  蛍光ランプ ,  揮発性有機化合物 ,  粒状材 ,  脂肪族アルデヒド
準シソーラス用語： オゾン水 ,  二酸化チタン ,  液中プラズマ ,  *環境浄化 ,  電気分解

分類 (3件)： 有害ガス処理法  (SC04030H) ,  光化学一般  (CB08010U) ,  プラズマ応用  (BJ02110K)

物質索引 (1件)： アセトアルデヒド

引用文献 (13件)：

• M. Brazzelli, L. McKenzie, S. Fielding, C. Fraser, J. Clarkson, M. Kilonzo, N. Waugh, Health Technol. Assess., 10, 1 (2006).
• 藤嶋 昭,化学と工業,51,207-209(1998).
• K. Arihara, C. Terashima, A. Fujishima, J. Electrochem. Soc., 154, E71-E75 (2007).
• O. Takai, Pure Appl. Chem., 80, 2003-2011 (2008) .
• N. Saito, J. Hieda, O. Takai, Thin Solid Films, 518, 912-917 (2009) .

タイトルに関連する用語 (4件)： 環境 ,  無機材料 ,  環境浄化 ,  液中プラズマ