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J-GLOBAL ID:201502208807257129   整理番号:15A1171990

アルファアミラーゼ処理はエンバク(Avena nuda L.)粉の抽出可能フェノール化合物と抗酸化力を増す

Alpha-amylase treatment increases extractable phenolics and antioxidant capacity of oat (Avena nuda L.) flour
著者 (4件):
資料名:
巻: 65  ページ: 60-66  発行年: 2015年09月 
JST資料番号: H0885A  ISSN: 0733-5210  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,α-アミラーゼを用いて既知の抗酸化特性を持つフェノール化合物を放出する意図でエンバク粉を処理した。メタノール抽出後に,9つの有益なフェノール化合物の量をHPLCで測定した。抽出物の抗酸化活性を2,2′-アジノビス(3-エチルベンゾチアゾリン-6-スルホン酸)(ABTS),2,2-ジフェニル-1-ピクリルヒドラジル(DPPH),第二鉄還元抗酸化力(FRAP)及び蛋白質酸化損傷保護分析を用いて評価した。加熱のみの処理エンバク粉と比べて,α-アミラーゼ処理のものは抽出可能全フェノール含量(0.46~1.35μmol没食子酸当量/エンバクg)と全抗酸化活性が著しく上昇し,酸化損傷からの蛋白質保護能力も増した。加熱のみはコーヒー酸とバニリン含量を17倍(0.03対0.54μg/エンバクg)と1.8倍(0.62対1.11μg/エンバクg)増やしたが,他のフェノールは少しの増加だった。加熱の影響を除き,α-アミラーゼ処理は没食子酸含量を2.6倍(0.38対1.38μg/エンバクg),コーヒー酸含量を2.4倍(0.54対1.82μg/エンバクg),及び他のフェノールを1.0~1.8倍増した。結論として,α-アミラーゼ処理は抗酸化活性が高い抽出可能フェノール化合物をより多く含むエンバク製品を作ることができる。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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穀類とその製品一般 
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