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J-GLOBAL ID：201502208828473700   整理番号：15A1065169

神経細胞に局在する粒子の分子動力学へのレーザ誘起摂動

Laser-induced perturbation into molecular dynamics localized in neuronal cell

著者 (6件)： HOSOKAWA Chie (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol. (AIST), Osaka, JPN) ,  TAKEDA Naoko (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol. (AIST), Osaka, JPN) ,  TAKEDA Naoko (Kwansei Gakuin Univ., Hyogo, JPN) ,  KUDOH Suguru N. (Kwansei Gakuin Univ., Hyogo, JPN) ,  TAGUCHI Takahisa (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol. (AIST), Osaka, JPN) ,  TAGUCHI Takahisa (National Inst. of Information and Communications Technol. (NICT), Osaka, JPN)
資料名： Proceedings of SPIE  (Proceedings of SPIE)
巻： 9305  ページ： 93052N.1-93052N.5  発行年： 2015年 
JST資料番号： D0943A  ISSN： 0277-786X  CODEN： PSISDG  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 溶液中でレーザ焦点にマイクロメーターサイズの粒子を非接触,非破壊的にトラップすることができ,レーザ光で微粒子を捕捉する光ピンセットはレーザ操作技術として広く使用されてきた。神経ネットワークの構造と機能を人工的に制御することを現実化するために,神経細胞へ制御された摂動方法を使用する新規なアプローチ方法の開発が必須である。そして神経細胞におけるシナプス末端の分子動力学は,シナプス可塑性と神経回路網における細胞機能のその後の調節のために必要である。生きている神経回路網の人工的制御を実現するために,著者らは神経細胞における分子動力学にレーザ誘起摂動を実証する。蛍光色素により標識したシナプス小胞または抗神経細胞接着分子(NCAM)抗体と量子ドットで標識されたNCAMなどの細胞分子の光トラッピングは,蛍光イメージングおよび蛍光相関分光法により評価した。トラッピングと組立動力学から,分子運動が光トラッピング力による集束レーザビームの焦点で拘束されることが明らかになった。著者らの方法は,単一シナプスレベルでのシナプス情報伝達を操作することを可能とする。

シソーラス用語： 光トラッピング ,  蛍光分光法 ,  焦点 ,  *レーザ ,  *ニューロン ,  *分子動力学 ,  *摂動 ,  ネットワーク ,  NCAM ,  シナプス ,  神経可塑性 ,  神経回路網 ,  細胞生理 ,  シナプス小胞 ,  蛍光体 ,  色素 ,  量子ドット ,  レーザビーム ,  細胞情報伝達 ,  神経伝達
準シソーラス用語： シナプス可塑性 ,  シナプス伝達 ,  蛍光色素 ,  蛍光相関分光法 ,  光ピンセット ,  細胞機能 ,  神経ネットワーク ,  *神経細胞 ,  神経細胞接着因子 ,  人工

分類 (3件)： 中枢神経系  (EJ12030F) ,  生物物理的研究法  (EA03020V) ,  原子と光子の相互作用  (BH03060F)

タイトルに関連する用語 (4件)： 神経細胞 ,  分子動力学 ,  レーザ誘起 ,  摂動