抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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複素信号処理は実信号処理の拡張であって負の周波数を扱うことができる。複素フィルタは直流に関して非対称な周波数応答をもちイメージ除去フィルタなどに用いられる。受動実現された複素フィルタは一般に広い周波数領域で良い特性を示す。トランスを用いた受動複素フィルタの設計において両端が接地されない巻線を含まない形式の実現が望ましい。この論文で提案する方法ではまず従来方法によってトランスを用いた1次受動複素フィルタを設計し次にトランスの各巻線の片方を接地した形に近似的に変形する。提案する回路を詳細に評価した。