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J-GLOBAL ID：201502208947227254   整理番号：15A0798260

マテリアルズ・インフォマティクス リチウムイオン電池セラミックス材料のマテリアルズ・インフォマティクス

著者 (7件)： 中山将伸 (Nagoya Inst. of Technol.) ,  中山将伸 (Kyoto Univ.) ,  中山将伸 (JST-PRESTO) ,  信原邦啓 (Toyota motor corp.) ,  JALEM Randy (Nagoya Inst. of Technol.) ,  JALEM Randy (Kyoto Univ.) ,  春日敏宏 (Nagoya Inst. of Technol.)
資料名： セラミックス  (Bulletin of the Ceramic Society of Japan)
巻： 50  号： 7  ページ： 546-551  発行年： 2015年07月01日 
JST資料番号： S0291A  ISSN： 0009-031X  CODEN： SERAA7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 充放電可能なリチウムイオン電池が商用化されてから1/4世紀が経った。正極材料にはスピネル型やオリビン型が開発されたが,現在でもLiCoO₂のような層状構造が主流である。電解質材料や負極材料は複数の材料が使用されている。これらの材料開発は,従来天才的な研究者が現れ,LiCoO₂のような素材を開発し,そのあと試行錯誤によって開発競争が行われてきた。マテリアルズ・インフォマティクスの考え方は全く逆である。発達した計算機と材料シミュレーション技術を駆使して,最適の結晶構造のあるべき姿を導出することができる。材料シミュレーションの現状と材料シミュレーションによる探索について紹介し,例としてLi_xCoO₂の層状安定構造を計算した例を示した。

シソーラス用語： *リチウムイオン電池 ,  機能性セラミック ,  電解質 ,  *電極材料 ,  *コバルト酸塩 ,  リチウム化合物 ,  層状化合物 ,  材料科学 ,  計算機シミュレーション ,  結晶構造 ,  安定性 ,  安定構造 ,  コバルト酸リチウム ,  計算機利用 ,  利用
準シソーラス用語： インフォマティクス

分類 (1件)： 二次電池  (YB04030K)

引用文献 (40件)：

• (a)B. Scrosati, Nature, 573, 557 (1995); (b)B. Scrosati, Electrochimica Acta, 45, 2461 (2000).
• M. Wakihara and O. Yamamoto, Eds., “Lithium Ion Batteries“, Kodansha-Willey, Tokyo (1998).
• T. Osaka and M. Datta, Eds., “Energy Storage Systems for Electronics“, Gordon and Breach Science Publishers, Singapore (2000).
• 工藤徹一,笛木和雄,“固体アイオニクス“,講談社サイエンティフィック(1986).
• 電気化学協会編,“先端電気化学“,丸善(1994).

タイトルに関連する用語 (3件)： マテリアルズ・インフォマティクス ,  リチウムイオン電池 ,  セラミックス材料