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J-GLOBAL ID:201502209058506997   整理番号:15A1171994

黄色トウモロコシ,オオムギ及びコムギ粒のアリューロン層中のナイアシン同定へのLC-MS-MSの応用

Application of LC-MS-MS to identify niacin in aleurone layers of yellow corn, barley and wheat kernels
著者 (5件):
資料名:
巻: 65  ページ: 88-95  発行年: 2015年09月 
JST資料番号: H0885A  ISSN: 0733-5210  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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以前の研究はナイアシン源としてのアリューロン層のタイプIIのin situ含有を同定し,比色法でナイアシンを定量した。そのような同定と定量はKonig反応に基づいており,臭化シアンが全てのピリジン誘導体と反応するので特異性を欠いた。本研究の目的はLC-MS/MSを用いて黄色トウモロコシ,コムギ及びオオムギのアリューロン層中のナイアシンの構造とアリューロン細胞内容物を明らかにすることだった。アリューロン層を手で分離し,超音波加工で放出された細胞内容物と残渣やペレットを顕微鏡で調べた。アルカリ中でオートクレーブ処理によって試料からナイアシンを抽出した。抽出物をHPLCによって分析し,ナイアシンの構造的独自性を正モードでの飛行型質量分析の四極子時間を用いて確認した。ナイアシン濃度はコムギアリューロンで最高で,トウモロコシアリューロンで最低だった。純粋ナイアシンのMS/MSスペクトルと試料抽出物中のナイアシンと称されるピークは同じ崩壊パターンを示した。主要イオン産物はCO2損失を表すm/z 80で起こり,親のイオンはm/z 124(M+H)+で起こった。これらの発見は穀物粒のアリューロン層中のナイアシンの構造特性の一部を明確にし,細胞内容物の放出への超音波加工装置使用の可能性を示す。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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穀類とその製品一般  ,  食品の分析 
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