文献

J-GLOBAL ID：201502209093666408   整理番号：15A0528947

自動車ドアミラーの後流構造と空力騒音に関する研究

Study on Wake Structure and Aerodynamic Noise of an Automobile Door Mirror

著者 (5件)： 佐々木壮一 (長崎大) ,  山内勝也 (長崎大) ,  尾道雄太 (長崎大) ,  山下信哉 (トヨタ自動車九州) ,  竹下賢 (トヨタ自動車九州)
資料名： 長崎大学大学院工学研究科研究報告(Web)  (Reports of Graduate School of Engineering, Nagasaki University (Web))
巻： 45  号： 84  ページ： 45-84-38 (WEB ONLY)  発行年： 2015年01月 
JST資料番号： U0100A  ISSN： 1880-5574  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 従来,空力騒音に関する個別の発生メカニズムを理解するための実験的研究,あるいは数値シミュレーションなどが試みられているが,自動車ドアミラーから発生する実測値の空力騒音と運転者が感じる印象との間には乖離があり,その原因の究明が現実的な課題となっている。本研究では,ドアミラーから発生する空力騒音と運転者の官能との乖離に関する研究の第一歩として,主に,ドアミラーの取り付け精度が空力騒音に及ぼす影響を風洞実験で評価した。その結果,以下のことが明らかになった。ドアパネルとベースの間隙幅を変化させると,高周波域の空力騒音に影響を及ぼし,ベースとバイザーの隙間を変化させると,低周波域の騒音に影響を及ぼすことが分かった。また,ドアミラーのベースとバイザーの間隙幅を増加させると,その騒音レベルは後流の幅の拡大によって増加することを示した。

シソーラス用語： *自動車 ,  測定データ ,  運転者 ,  *風洞試験 ,  評価 ,  間隙 ,  *騒音レベル ,  *空力騒音 ,  数値シミュレーション ,  発生機序
準シソーラス用語： *ドアミラー ,  ベース【基礎】 ,  官能評価 ,  実験的研究 ,  発生メカニズム

分類 (1件)： 自動車設計・構造・材料一般  (QG03010O)

タイトルに関連する用語 (5件)： 自動車 ,  ドアミラー ,  後流 ,  空力騒音 ,  研究