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J-GLOBAL ID：201502209095566827   整理番号：15A1267069

寄生抵抗を考慮した圧電シャント制振のための負性キャパシタ回路の設計法

Design method of negative capacitor circuit for piezoelectric shunt damping in the presence of parasitic resistances

著者 (4件)： 高木賢太郎 (名古屋大 大学院工学研究科) ,  奥村建斗 (名古屋大 大学院工学研究科) ,  井上剛志 (名古屋大 大学院工学研究科) ,  軸屋一郎 (名古屋大 大学院工学研究科)
資料名： 日本機械学会論文集(Web)  (Bulletin of the JSME (Web))
巻： 81  号： 830  ページ： 15-00056(J-STAGE)  発行年： 2015年 
JST資料番号： U0182B  ISSN： 2187-9761  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 圧電シャント制振に関する従来の研究では,圧電素子の寄生抵抗まで考慮した解析はほとんど行われていない。本論文は,負性キャパシタと正の抵抗だけからなる単純な負性キャパシタ回路をシャント回路に用いた場合,寄生抵抗によって系が不安定となることを明らかにする。さらに,バイアス電流補償をもつ修正負性キャパシタ回路をもとに,寄生抵抗のもとでも系が安定となる設計法を新たに提案する。提案手法は,はじめに負性キャパシタンスと抵抗を求め,その後で安定化のためのパラメータとなる修正負性キャパシタ回路のカットオフ周波数を極配置によって調整するものである。最後に,実験により提案する手法の有効性を示す。(著者抄録)

シソーラス用語： 電気抵抗 ,  *防振 ,  コンデンサ ,  *圧電素子 ,  センサレス制御 ,  演算増幅器 ,  *負性抵抗 ,  *遮断周波数 ,  *極零点配置
準シソーラス用語： オペアンプ ,  カットオフ周波数 ,  *キャパシタ ,  シャント ,  圧電効果 ,  *寄生抵抗 ,  逆圧電効果 ,  *設計法

分類 (1件)： 振動伝搬  (BB02040K)

タイトルに関連する用語 (6件)： 寄生抵抗 ,  圧電 ,  シャント ,  制振 ,  キャパシタ ,  設計法