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J-GLOBAL ID：201502209116948309   整理番号：15A0093786

福島県の汚染地域における放射性土壌粒子のIPオートラジオグラフィーおよび微量分析によるスペシエーション

Speciation of Radioactive Soil Particles in the Fukushima Contaminated Area by IP Autoradiography and Microanalyses

著者 (6件)： MUKAI Hiroki (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  HATTA Tamao (Japan International Res. Center for Agricultural Sci., Ibaraki, JPN) ,  KITAZAWA Hideaki (National Inst. for Materials Sci., Ibaraki, JPN) ,  YAMADA Hirohisa (National Inst. for Materials Sci., Ibaraki, JPN) ,  YAITA Tsuyoshi (Japan Atomic Enegy Agency, Hyogo, JPN) ,  KOGURE Toshihiro (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN)
資料名： Environmental Science & Technology  (Environmental Science & Technology)
巻： 48  号： 22  ページ： 13053-13059  発行年： 2014年11月18日 
JST資料番号： B0839A  ISSN： 0013-936X  CODEN： ESTHA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 福島原子力発電所事故により放射能汚染された地域における落葉落枝土壌から数十マイクロメータの放射性土壌粒子を採取し,電子およびX線微量分析を使用して特性評価した。粒子はレーザーアブレーションにより形成したマイクログリッドで画像板(IP)を使用したオートラジオグラフィーにより区別して顕微鏡下で粒子を検出した。粒子はそれらの形態および化学組成により3種,粘土鉱物粒団,粘土鉱物粒子を含有する有機物質,および地域花崗岩由来の風化黒雲母に特定して分類した。放射性核種が粘土鉱物によって固定されていることを示した。風化黒雲母粒子は平板状形態で粒内において劈開して,カオリングループ鉱物および針鉄鉱が劈開空間を満たしていた。集束イオンビーム(FIB)を使用したトリミング前後で測定し,放射線は端部トリミングによる体積低減に比例して減衰し,放射性セシウムが多孔質風化黒雲母に均一に吸着していることを示した。

シソーラス用語： 発電所 ,  *原子炉事故 ,  *放射能汚染 ,  *土粒子 ,  落葉落枝 ,  レーザアブレーション ,  オートラジオグラフィー ,  微量分析 ,  粘土鉱物 ,  土壌有機物 ,  花崗岩 ,  黒雲母 ,  放射性同位体 ,  *元素形態 ,  カオリン ,  針鉄鉱 ,  集束イオンビーム ,  トリミング ,  セシウム同位体 ,  吸着 ,  表面構造 ,  土壌汚染 ,  セシウム137 ,  濃度分布
準シソーラス用語： セシウム134 ,  吸着構造 ,  福島原子力発電所 ,  放射性セシウム

分類 (2件)： 環境の汚染及び防止  (MB02030K) ,  土壌汚染  (FB04100T)

タイトルに関連する用語 (8件)： 福島 ,  汚染地域 ,  放射性 ,  土壌粒子 ,  IP ,  オートラジオグラフィー ,  微量分析 ,  スペシエーション