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J-GLOBAL ID：201502209165308456   整理番号：15A0975578

包装材料から食品への工学的作成ナノ粒子の移動

Migration of engineered nanoparticles from packaging into food products

著者 (3件)： METAK Amal M. (School of Sci. & Engineering, Teesside Univ., Borough Road, Middlesbrough, TS1 3BA, GBR) ,  NABHANI Farhad (School of Sci. & Engineering, Teesside Univ., Borough Road, Middlesbrough, TS1 3BA, GBR) ,  CONNOLLY Stephen N. (Fac. of Medicine Centre, Sir Alexander Fleming Building, Imperial Coll. London, SW7 2AZ, GBR)
資料名： LWT - Food Science and Technology  (LWT - Food Science and Technology)
巻： 64  号： 2  ページ： 781-787  発行年： 2015年12月 
JST資料番号： E0549A  ISSN： 0023-6438  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ナノ銀容器及び被覆フィルム方式の商業的ナノ複合材料食品包装材料を実際の食品マトリックスにおいて試験し,ICP-MS及び原子吸収分光法を用いて工学的作成ナノ粒子(ENP)導入の程度を評価した。異なる包装材料を用いて40°Cで10日間貯蔵した一連の食品に関して移動試験を実施した。水及び3%酢酸を用いたシミュレーションを実施し,移動に影響する要因を同定した。ナノ銀含浸ポリマー容器からの銀ナノ粒子の移動はオレンジジュースのケースにおいて顕著でないことを示唆した。すなわち,同じ食品において28.92±0.01μgL^-1として計測したナノ銀被覆フィルムからの高レベルの移動に比較して,5.66±0.02μgL^-1の移動レベルを示した。エネルギー分散X線分光法(EDS)と連結したTEM及びSEM試験を実施し,イオン型に反してナノ粒子で放出された銀の量を示すナノスケール域の粒子の存在を確認した。試験した食品試料において,化学的または生化学的変化は発生しなかった。それゆえに,ヒト健康に関する安全性に加えてナノ複合材料において包装された食品のシェルフライフの延長に対する潜在力を考慮して,食品材料を含む容器におけるENPの移動に関する更なる研究が必要である。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *包装材料 ,  *食品包装 ,  *ナノ複合材料 ,  *ナノ粒子 ,  *オレンジジュース ,  エネルギー分散X線分光分析 ,  透過型電子顕微鏡 ,  走査電子顕微鏡 ,  電子顕微鏡観察 ,  安全性 ,  シェルフライフ ,  *溶出
準シソーラス用語： *Agナノ粒子 ,  食品安全 ,  食品包装フィルム

分類 (2件)： 食品包装  (FJ02030B) ,  果実飲料,加工飲料  (FJ06020S)

タイトルに関連する用語 (4件)： 包装材料 ,  食品 ,  工学 ,  ナノ粒子