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J-GLOBAL ID:201502209460688244   整理番号:15A1163517

吸水によるブルーベリー果実の裂果発生要因の解析と吸水経路の特定

Analysis of Factors Causing Fruit Cracking of Blueberry Fruit by Water Absorption and Identifying the Region of Water Uptake
著者 (5件):
資料名:
巻: 14  号:ページ: 231-239 (J-STAGE)  発行年: 2015年 
JST資料番号: L4829A  ISSN: 1347-2658  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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ブルーベリーにおける裂果発生機構の解明および予防策の開発に必要な知見を得ることを目的として,ラビットアイブルーベリー‘Tifblue’の果実重,採取時期,成熟段階が裂果に及ぼす影響と果実の吸水経路を室内試験によって調査した.適熟果において,果実重,裂果率,吸水24時間後の吸水量および吸水速度の間にそれぞれ有意な正の相関が認められた.また,裂果率と吸水率の間にも有意な正の相関が認められたが,果実重と吸水率の間には相関関係が認められなかった.果実重が大きいことは吸水速度および最終的な果実への水の浸透量を増加させ,裂果感受性を高めたかもしれない.未熟な果実において裂果はほとんど発生しないのに対し,適熟果では裂果が発生し,その程度は採取時期・果実の部位により異なった.果実の吸水について,小果梗付着部と比較すると果皮からの吸水量はわずかであることから,裂果に関与する果実への吸水経路は小果梗付着部と考えられた.(著者抄録)
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分類 (2件):
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果樹  ,  植物の栄養障害 
引用文献 (22件):
  • 伴 琢也・山口雅篤・吉永好明・小川智広・上田尚文.2003.収穫期間を通じたラビットアイブルーベリーの果実品質の比較.農業生産技術管理学会誌.10: 9-14.
  • Beyer, M., S. Peschel and M. Knoche. 2002. Studies on water transport through the sweet cherry fruit surface: IV. region of preferential uptake. HortScience 37: 637-641.
  • Considine, J. and K. Brown. 1981. Physical aspects of fruit growth. Theoretical analysis of distribution of surface growth forces in fruit in relation to cracking and splitting. Plant Physiol. 68: 371-376.
  • 岩垣駛夫・石川駿二.1984.適地と定植.p. 56-73.岩垣駛夫・石川駿二編著.ブルーベリーの栽培.誠文堂新光社.東京.
  • Marshall, D. A., J. M. Spiers and J. H. Braswell. 2006. Splitting severity among rabbiteye (Vaccinium ashei Reade) blueberriy cultivars in Mississippi and Louisiana. International Journal of Fruit Science 6: 77-81.
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