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J-GLOBAL ID:201502209484226216   整理番号:15A0535955

変形誘起マルテンサイトの形成及び逆変態を通したナノ/超微細結晶粒オーステナイトステンレス鋼:機構,ミクロ組織,機械的諸性質,及びTRIP効果

Nano/ultrafine grained austenitic stainless steel through the formation and reversion of deformation-induced martensite: Mechanisms, microstructures, mechanical properties, and TRIP effect
著者 (6件):
資料名:
巻: 103  ページ: 150-161  発行年: 2015年05月 
JST資料番号: D0448C  ISSN: 1044-5803  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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歪み誘起マルテンサイト変態,そのオーステナイトへの逆変態,結果としての結晶粒微細化,及び市販オーステナイト304Lステンレス鋼における変態誘起塑性(TRIP)効果を通しての強度及び歪み硬化能の向上について,機構及びミクロ組織展開に重点をおいて,総合的研究を行った。準安定オーステナイトステンレス鋼における冷間圧延及び逆変態焼鈍後の歪み誘起マルテンサイトの量を評価するため,飽和磁化の測定に基づいた簡単な磁気測定器を使用したが,その結果はX線回折(XRD)法のものと良好に両立した。厚さの有効な減少と呼ばれる新規パラメーターを導入したが,これは,マルテンサイト変態の飽和に基づいて取得可能マルテンサイト割合についての正当な上部限界に相当する。熱力学的計算法によって逆変態機構を推定し,後に実験結果により確認した。850°Cでの逆変態後の冷却段階において熱的マルテンサイト変態のサインが見付けられたが,これは,炭化物析出のためにマルテンサイト開始温度の上昇が原因であった。逆変態処理後,平均結晶粒径は約500nmであり,そして,~65nmのナノメーター結晶粒も検出された。強烈な結晶粒微細化は,向上し機械的諸性質及び加工硬化能とTRIP効果挙動における変化の観察に導いた。結晶粒微細化及び粒成長に対する安定性の特性評価のガイダンスとしての実用的マップを提案したが,これは,結晶粒径微細化について逆変態機構の限界を示す。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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変態組織,加工組織  ,  機械的性質 

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