文献

J-GLOBAL ID：201502209502565270   整理番号：15A0767648

化粧品の使用法が効果・安全性に与える影響と今後求められる製品開発 各種洗浄剤の皮膚生理機能に及ぼす影響

著者 (3件)： 馬場俊右 (岩手医大 医 皮膚科) ,  福田誠也 (岩手医大 医 皮膚科) ,  赤坂俊英 (岩手医大 医 皮膚科)
資料名： 隔月刊Cosmetic Stage  (Cosmetic Stage)
巻： 9  号： 3  ページ： 1-7  発行年： 2015年02月25日 
JST資料番号： L6226A  ISSN： 1881-4905  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 弱アルカリ性石鹸,弱酸性石鹸またはクレンジングクリームのいずれかを用いて,単回,2回連続あるいは3回連続洗浄後の皮膚生理機能を,角質水分量(MOISTUIRE)と経表皮水分喪失量(TEWL)を指標に,健常人ボランティアの手背皮膚にて解析した。MOISTUIREの測定にはDermaLab[MOISTUIREプローブ付き]を使用した。水洗浄後1,3および5時間経過時のMOISTUIREとTEWLを測定した。弱アルカリ性石鹸で1回または3回連続して洗浄を行った時,洗浄後5日間後の角質水分量はわずかに上昇していた。また洗浄後のTEWLの変動はわずかで,バリア機能への影響は少ないものであった。

シソーラス用語： *化粧品 ,  利用 ,  製品開発 ,  安全性 ,  効果 ,  *石鹸 ,  生理学 ,  含水量 ,  蒸発散 ,  手【生体】 ,  洗浄剤
準シソーラス用語： *クレンジング【化粧品】 ,  角質含水量 ,  経表皮水分喪失 ,  使用法 ,  手背 ,  洗浄効果 ,  皮膚生理

分類 (1件)： 化粧品  (YG03030S)

引用文献 (17件)：

• 早川律子,上田 宏,井沢洋平,他:皮脂の過酸化.香粧会誌 2,6-12,1978
• Leyden JJ, McGinley KJ, Hölzle E, et al. : The microbiology of the human axilla and its relationship to axillary odor. J Invest Dermatol 77, 413-416, 1981
• Downing DT, Stewart ME, Wertz PW, et al. : Skin lipids : An update. J Invest Dermatol 88, 2s-6s, 1987
• Tochio T, Tanaka H, Nakata S, et al. : Accumulation of lipid peroxide in the content of comedones may be involved in the progression of comedogenesis and inflammatory changes in comedones. J Cosmet Dermatol 8, 152-158, 2009
• 三次逸男,神崎 保:ピアベルピアソープ®の尋常性痤瘡,脂漏性皮膚炎,脂性肌,普通肌に対する使用経験.西日本皮膚科59,133-140,1997

タイトルに関連する用語 (6件)： 化粧品 ,  使用法 ,  安全性 ,  開発 ,  洗浄剤 ,  皮膚生理