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J-GLOBAL ID:201502209544985782   整理番号:15A0546678

ドリップコーヒーと缶コーヒーとを識別するぶどう酒芳香トレーニングによる電子嗅覚の性能の改善

Improving the Performance of an Electronic Nose by Wine Aroma Training to Distinguish between Drip Coffee and Canned Coffee
著者 (5件):
資料名:
巻: 15  号:ページ: 1354-1364 (WEB ONLY)  発行年: 2015年01月 
JST資料番号: U7015A  ISSN: 1424-8220  CODEN: SENSC9  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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コーヒー芳香は,600を超える成分を含み,最も複雑な食品芳香のうちの一つと考えられている。電子嗅覚は総コーヒー芳香の客観解析および識別に良好に用いられているが,コーヒー芳香(すなわち,匂いの種類)の特定の特徴について説明するのに電子嗅覚を用いることは難しい。これは,電子嗅覚によって得られるデータが,電気抵抗/電流に一般に基づいており,試料が主成分分析によって識別されるからである。本論文では,芳香キット「Le Nez du Vin」を用いてワイン関連芳香を学習することが可能な電子嗅覚,および,ワイン専門家がどのようにワイン芳香について説明するのかと同様に,コーヒー芳香について説明する可能性を示した。調査の結果は,3つのドリップコーヒー豆の芳香が,3つの缶コーヒーの芳香によりも,芳香キットのマツおよび蜂蜜に類似していることを示した。反対に,缶コーヒーの芳香は,キットコーヒー芳香に類似していた。さらに,コーヒーの芳香パターンは,緑茶および赤ぶどう酒とは異なっていた。ヒトの嗅覚にデータを一致させるように更なる研究が必要であるが,提案法,および芳香キットにおける語彙の使用は,電子嗅覚による芳香の目的識別および説明を高めることが見込めた。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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アルカロイドし好飲料  ,  食品の分析  ,  分析機器 

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