抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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音声ドキュメント検索は,マルチメディアデータに含まれる音声ストリーム(に含まれる言語的な内容)を利用した音声データの検索技術であり,今後はテキスト検索と同様に我々の身近になることは想像に難くない。本講演では,音声ドキュメント検索に関する世界の研究動向を共通評価基盤に着目しながら紹介する。日本でも,音声ドキュメント処理ワーキンググループの共通評価基盤の制定を皮切りとして,NII主催の情報アクセスの共通評価基盤プロジェクト(NTCIR)に音声ドキュメント検索タスクを提案している。過去4度のNTCIRでは,回を追うごとに新しい共通評価タスクを制定してきた。このNTCIRでの音声ドキュメント処理タスクについても本講演で紹介する。NTCIRにおいて,音声ドキュメント検索は大きく2つのタスクがある。検索要求を満たすドキュメントあるいはその一部を検索する内容検索,もう一方は検索要求で指定した語句が発話されている音声区間をピンポイントで特定する音声中の検索語検出である。本稿では,特に後者に着目し,その研究課題とその解決方法を紹介する。(著者抄録)