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J-GLOBAL ID：201502210004590958   整理番号：15A1085832

時間分解エレクトロスプレイ結合イオン移動度質量分析を使用した平衡と速度論的蛋白質アンフォールディングの比較

Comparing equilibrium and kinetic protein unfolding using time-resolved electrospray-coupled ion mobility mass spectrometry

著者 (3件)： LIUNI Peter (Dep. of Chemistry and Centre for Res. in Mass Spectrometry, York Univ., Toronto, ON, Canada. [e-mail]) ,  DENG Bin ,  WILSON Derek J.
資料名： Analyst  (Analyst)
巻： 140  号： 20  ページ： 6973-6979  発行年： 2015年10月21日 
JST資料番号： A0392A  ISSN： 0003-2654  CODEN： ANALAO  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 蛋白質アンフォールディング中間体は不活性化又は病原性凝集に対して’ゲートウェイ’として作用し立体配座病因に重要な役割を果すと考えられている。増々変性する条件を用いた平衡での部分的に折り畳まれた化学種を形成すること,又は時間分解手法(例えば,ストップフロー蛍光)を用いた完全に変性した条件下で’速度論的’中間体を一時的に形成することいずれかによってアンフォールディング中間体が長い間研究されてきた。しかし,平衡条件下で形成されたフォールディング中間体は速度論的実験で一時的に形成された中間体に匹敵することは明らかでなかった。本研究では,進行波イオン移動度分析(IMS)と時間分解エレクトロスプレイ(TRESI)を初めて組み合わせ,シトクロムcの平衡と速度論的中間体を比較した。著者らの結果は,これらの実質的に異なる様式下で形成された全ての化学種間で高度の相関を示した。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *質量分析 ,  *変性 ,  タンパク質 ,  折畳み構造 ,  チトクロームc ,  エレクトロスプレイイオン化
準シソーラス用語： *イオン移動度質量分析 ,  *蛋白質アンフォールディング

分類 (2件)： 質量分析  (CC03013N) ,  分子構造  (EB03020Y)

タイトルに関連する用語 (6件)： 分解 ,  エレクトロスプレイ ,  イオン移動度質量分析 ,  平衡 ,  速度論 ,  蛋白質アンフォールディング