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J-GLOBAL ID:201502210037444884   整理番号:15A1063954

共役エニノン類の有機ボロン酸類とのパラジウム触媒酸化性交差カップリング

Palladium-Catalyzed Oxidative Cross-Coupling of Conjugated Enynones with Organoboronic Acids
著者 (8件):
資料名:
巻: 80  号: 16  ページ: 7856-7864  発行年: 2015年08月21日 
JST資料番号: C0328A  ISSN: 0022-3263  CODEN: JOCEAH  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本報では,共役エニノン類をカルベン前躯体とした,パラジウム触媒酸化性交差カップリング反応の開発を報告した。この交差カップリング反応を,カップリングパートナーとして,4-トリルボロン酸を使って行って,以前のアリールブロミドを使った実験結果と比べたところ,4-トリルボロン酸を使ったフラン置換オレフィンは,以前は起こらなかった高い(E)-選択性を示すことが分った。アリール-とアルケニルボロン酸を,この反応におけるカップリングパートナーとして使用して,フラン置換基を持った,多様なオレフィン類と共役ジエン類を,良い収率と高い(E)-選択性で,それぞれ生成した。以前の研究に基づき,フラン置換Pd-カルベン種形成とその移動挿入による中間体形成,および立体選択性β-水素化物脱離過程を経由する反応機構を提案した。
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分類 (2件):
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フラン  ,  付加反応,脱離反応 
物質索引 (15件):
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タイトルに関連する用語 (5件):
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