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J-GLOBAL ID：201502210224786284   整理番号：15A1398446

「銅合金鋳物の最近の進展」JIS H5120(銅及び銅合金鋳物)改正原案における新提案銅合金鋳物の耐食性

Corrosion Resistance of New Copper Alloy Castings Proposed in Amendment Draft of JIS H5120 Copper Alloy Castings

著者 (6件)： 山田浩士 (栗本鐵工所) ,  山本匡昭 (栗本鐵工所) ,  岡根利光 (産業技術総合研) ,  上坂美治 (サンエツ金属) ,  後藤佳行 (三菱伸銅) ,  伊藤智樹 (Jマテ.カッパープロダクツ)
資料名： 鋳造工学  (Journal of Japan Foundry Engineering Society)
巻： 87  号： 12  ページ： 830-835  発行年： 2015年12月25日 
JST資料番号： G0096A  ISSN： 1342-0429  CODEN： CHKOFY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 日本鋳造協会及び日本鋳造工学会の銅合金合同委員会では,JIS H5120改訂原案の検討に先立ち,新提案合金の特性評価実験を共同で行った。本研究では,提案材6種類(CAC211,CAC221,CAC231,CAC232,CAC905,CAC906)の耐食性評価(脱亜鉛腐食試験,エロージョン・コロージョン試験,応力腐食割れ試験)を行い,以下のことが明らかになった。1)脱亜鉛腐食試験において,新提案材の最大脱亜鉛の深さは100μm以下であり,基準材と同等と同等の耐腐食性を示した。2)エロージョン・コロージョン試験において,CAC211,CAC231,CAC905,CAC906は,基準材と同等の耐腐食性を示した。一方,CAC221,CAC232は300μm以上の最大浸食深さを示し,基準材CAC902と比べ耐食性が劣った。3)応力腐食割れ試験において,新提案材は基準材と比較して応力腐食割れ感受性が低いことが分かった。

シソーラス用語： *銅合金 ,  *鋳物 ,  JIS【規格】 ,  *耐食性 ,  腐食試験 ,  エロージョン腐食 ,  応力腐食割れ ,  キャラクタリゼーション ,  学協会 ,  脱亜鉛
準シソーラス用語： エロージョンコロージョン ,  鉛フリー材料 ,  脱亜鉛腐食 ,  特性評価

分類 (2件)： 腐食基礎理論,腐食試験  (WB03020Q) ,  非鉄金属材料  (WE03000D)

引用文献 (13件)：

• 梅田高照:鋳造工学 81 (2009), 606
• 岡根利光:鋳造工学 82 (2010), 740
• M. Matsumura: EROSION-CORROSION; An Introduction To Flow Induced Macro-Cell Corrosion (Ben tham Science), (2012), 70
• 防錆,防食技術総覧編集委員会編:防錆・防食技術総覧(産業技術サービスセンター)(2000),473-474
• 山田浩士,山本匡昭:銅と銅合金54 (2015), 119

タイトルに関連する用語 (7件)： 銅合金 ,  鋳物 ,  進展 ,  JIS ,  銅 ,  提案 ,  耐食性