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J-GLOBAL ID：201502210356977780   整理番号：15A0783102

Schrock型ゲルミレン錯体:(η⁵-C₅H₄Et)₂(PMe₃)Hf=Ge(SiMe・tert-ブチル₂)₂

A Schrock-Type Germylene Complex: (η⁵-C₅H₄Et)₂(PMe₃)Hf=Ge(SiMe^tBu₂)₂

著者 (4件)： NAKATA Norio (Saitama Univ., Saitama, JPN) ,  AOKI Shinji (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN) ,  LEE Vladimir Ya. (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN) ,  SEKIGUCHI Akira (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN)
資料名： Organometallics  (Organometallics)
巻： 34  号： 11  ページ： 2699-2702  発行年： 2015年06月08日 
JST資料番号： E0965A  ISSN： 0276-7333  CODEN： ORGND7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： カルベンを安定化する方法として,遷移金属のアルキリデン配位子として錯体の形で固定化する方法がある。得られた錯体は,M=C結合がドナー・アクセプタの性質をもつFisher型と共有結合性のSchrock型の二種類がある。本研究では,Schrock型遷移金属錯体に属する,安定なハフニウム・ゲルミレン錯体を合成単離し,キャラクタリゼーションした。1,1-ジリチオゲルマン(tert-ブチル₂MeSi)₂GeLi₂および(η⁵-C₅H₄Et)₂HfCl₂を50°Cでトルエン中で反応後,トリメチルホスフィンと反応させた。ハフニウム-ゲルマニウム核間距離は,通常の単結合より短く,二重結合性をもつことが分かった。また,ゲルマニウム中心は,負に分極した求核性を示した。

シソーラス用語： ゲルマン誘導体 ,  *有機ゲルマニウム化合物 ,  *ハフニウム錯体 ,  シクロアルケン ,  共役ジエン ,  *錯体生成 ,  カルベン錯体 ,  分子構造 ,  反応性 ,  核間距離 ,  電荷
準シソーラス用語： *ゲルミレン ,  *シクロペンタジエン誘導体 ,  求核性 ,  *配位構造 ,  分極電荷

分類 (3件)： 非遷移金属元素の錯体  (CE01030C) ,  第4族,第5族元素の錯体  (CE01070U) ,  有機ひ素・アンチモン・ビスマス・ゲルマニウム化合物  (CF08050Y)

物質索引 (1件)： (メチルジ-tert-ブチルシリル)ゲルミレンハフニウム

タイトルに関連する用語 (3件)： ゲルミレン ,  錯体 ,  TERT