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J-GLOBAL ID:201502210381277741   整理番号:15A1066093

MBEによりSi(111)上で成長させたバッファ厚にばらつきのある薄いAl0.2Ga0.8N/GaN及びIn0.17Al0.83N/GaNヘテロ構造の比較による構造特性抽出

Comparative Structural Characterization of Thin Al0.2Ga0.8N/GaN and In0.17Al0.83N/GaN Heterostructures Grown on Si(111), by MBE, with Variation of Buffer Thickness
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資料名:
巻: 44  号: 11  ページ: 4144-4153  発行年: 2015年11月 
JST資料番号: D0277B  ISSN: 0361-5235  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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著者らは,3つの異なるバッファ厚(600,400及び200nm)をもつSi(111)基板上での,薄いAl<sub>0.2</sub>Ga<sub>0.8</sub>N/GaN及びIn<sub>0.17</sub>Al<sub>0.83</sub>N/GaNヘテロ構造のプラズマ支援MBEによる成長について報告した。成長条件の限界までの最適化による成長の成功に続いて,高分解能X線回折(HRXRD)によるこれらのヘテロ構造の比較による特性抽出を行った。HRXRDには,逆空間写像(RSM),室温フォトルミネセンス(RT-PL),高解像度透過型電子顕微鏡(HRTEM)などを用いた。異なるバッファ厚の,薄い1.5nm Al<sub>0.2</sub>Ga<sub>0.8</sub>N/In<sub>0.17</sub>Al<sub>0.83</sub>N-1.25nm GaN-1.5nm Al<sub>0.2</sub>Ga<sub>0.8</sub>N/In<sub>0.17</sub>Al<sub>0.83</sub>Nヘテロ構造の,貫通転位(TD)密度への影響についても調査した。分析結果から,AlGaNベースのサンプルにおいてバッファ厚の減少とともに引張ひずみが増加することが分った。これは,GaNのRT-PLピークの赤方偏移により確認した。格子整合INAlNベースのサンプルにおけるひずみ減少は,結果としてGaNのRT-PLピークの青方偏移をもたらした。これは,このサンプルの結晶品質がAlGaN/GaNのサンプルより良いことを暗示するものであったが,XRD-FWHM及びRSMの結果によりこれを証明した。バッファ厚の増加に伴うTD密度の約1010から108cm<sup>-2</sup>への大幅な減少は,結果として厚いバッファ構造の両方にスムーズで薄い活性領域をもたらしたが,格子整合InAlN/GaNベースの厚いバッファは,結果としてTD及びスムーズで顕著な薄い活性領域への影響は小さかった。Copyright 2015 The Minerals, Metals & Materials Society Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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13-15族化合物を含む半導体-半導体接合  ,  薄膜一般 

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